京都発のデザインハウス「Fortmarei」がデザインを手がけた 旭化成のコンセプトカー「AKXY POD」、 人とくるまのテクノロジー展2019にて発表。

カーデザイナーとして活躍する石丸竜平氏が手がけるカーデザインプロジェクト「AKXY POD」が、5/22(水)~24(金)に開催される「人とくるまのテクノロジー展2019」(パシフィコ横浜)でコンセプトカーを出品。

「AKXY」は「自動車の安全・快適・環境への貢献」をテーマとし、旭化成の自動車関連部材を搭載させたコンセプトカープロジェクトです。「AKXY」の第一弾プロジェクトでは「これからの自動車のあり方」と旭化成のグループビジョンの一つでもある「環境との共生」そして旭化成の製品開発の未来を、走るコンセプトカーとして開発。石丸氏がGLMチーフデザイナー時代にデザインを手がけたプロジェクトであり、ドイツにおける「ドイツデザインアワード※1 Special Mention Category 2019」を受賞しています。
今回発表する第二弾「AKXY POD」では、一連のプロジェクトのコンセプトにより焦点を当てて、「環境との共生」はもちろんのこと、「五感でつながる車の未来」をコンセプトに自動車の未来の内装空間を表現しています。

※1 ドイツデザインアワードは、ドイツ経済産業省の後援で設立されたドイツデザイン協議会により、1969年から始まった国際的に権威のあるデザイン賞のひとつです。優れたデザインであると認められ協議会の推薦を受けた候補の中から選考されます。

【コンセプトカーデザインについて】
AKXY PODでは、「五感でつながる車の未来」をテーマに、その世界観を表現することに重きを置いてデザインを完成させました。まず目に飛び込んでくる透明のPODの外観は、自然を閉じ込めたカプセルを連想させ、まるで振動もなく浮遊しているかのような快適な移動空間をイメージしています。それに内包されるインテリアは、水平方向に前後へと伸びる大きな「輪」で構成され、製品と自然素材とを交互に組み合わせたデザインとしています。この「輪」のモチーフは、「環境との共生」をインスピレーションに、自然界と製品やマテリアルとが互いの境界を超越する様を描いています。

「輪」のモチーフからデザインのディテールまで、第一弾のAKXYからデザイン要素を引き継ぎながら、未来を見据えたデザインに仕上げています。
一度乗り込めば、自然空間の中で五感が研ぎ澄ませれるように、旭化成の考える車の未来を体験できます。

【Fortmarei代表 石丸 竜平プロフィール】
1988
福岡県久留米市生まれ
2008-2012
九州大学 芸術工学部 工業設計学科
2011-2012
Politecnico di Milano(ミラノ工科大学) プロダクトデザイン学科
2013-2015
IED(ヨーロッパデザイン学院)トリノ校 トランスポーテーションデザイン学科
2015-2016
FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)グループ エクステリアデザインインターン
2016-2018
GLM株式会社 チーフデザイナー
2018.07
株式会社Fortmarei 設立

https://fortmarei.com

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