行列ができる人気ブランド『Supreme』とは?

世界的に人気がある『Supreme』は1994年にニューヨークで誕生したアメリカのファッションブランドです。

『Supreme』はスケートボードやヒップホップの影響を受けていることで知られ、日本でも高い人気を持っています。
創業者はニューヨーク出身のイギリス人James Jebbiaで、19歳の若さで1号店をオープン。
初めはスケーター用のセレクトショップでしたが、オーナーがデザインしたオリジナルTシャツが好評を博し規模を拡大し、
Tシャツ以外のオリジナルアイテムも徐々に増え、口コミで評判が伝わるようになります。

ロゴステッカーが人気となり大ブレイク!!

有名ブランドのモノクロ広告に『Supreme』のロゴステッカーを貼ったプロモーションが成功し、一気に知名度を上げます。
他のブランドやアーティストとのコラボレーションでも有名で、コラボレーションしたブランドの中には、世界的にも一流と呼ばれるブランドも含まれています。
『Supreme』はブランド設立当初からシンプルでクリーンなイメージを大切にし、インパクトのある広告を打ち出したり、
スケートボードやヒップホップ、パンクロックなどのカルチャーを融合した独自のデザインを発表するなど、
芸術家やスポーツ選手など世界的なセレブにも愛されています。

ブランド力を高める広告展開が成功を収める

日本ではバイヤーがニューヨークから買い付けてTシャツやパーカー、キャップなどをスケーターブランドショップなどで販売していましたが、
その後インポートブランドの輸入代理店が正規代理店となって本格的な販売を始めます。
PR活動を積極的に行い、1990年代に人気があったアーティストが着るようになると評判が全国的に広まっていきます。
現在のようにSNSがまだ普及していない頃はストリートシーンの情報源といえばストリートファッション雑誌でしたが、
雑誌モデルとして絶大な人気を誇っていた俳優をモデルに起用すると『Supreme』人気は一気に高まります。

現在は東京や大阪、名古屋などに店舗を展開しています。
『Supreme』を購入したい場合、日本国内だと店舗で購入するのが確実です。
日本での第1号店は1998年6月にオープンした代官山店。オープンした頃は週末になるとショップの周りに長蛇の列ができて話題となりました。
代官山店は販売アイテムが多く、原宿店や渋谷店では在庫がなくなった商品でも揃っていることがあり、ファンの間では穴場と呼ばれています。
代官山店といっても最寄り駅は渋谷駅。渋谷駅の新南口改札から徒歩で約5分の場所にあるので便利です。

アメリカでまとめ買いするSupremeファンたち

アメリカの直営店で購入すると日本で購入するよりも価格が安いので、海外旅行でアメリカに行ったときに気に入った商品をまとめ買いする人も多いそうです。
2017年10月に『Supreme』の新店がニューヨークにオープンし、大きな話題となりました。
ニューヨークの新店はブルックリンにあり、ニューヨークでの出店は2店舗目。世界では11番目の店舗。
店の中にはプールを模したスケートボールがあり、魅力的なアイテムが壁を彩り、
日本のファンの中にはニューヨークまで買いに行く人もいます。

個人で買付けて販売しているサイトもありますが、個人で仕入れている場合は正規品であるかがわからないので注意が必要です。
アメリカの直営店で仕入れたという証明がない場合は、正規代理店を通して購入するのが無難です。