九龍湾の市場 香港の人のくらし

海外旅行に行くと、現地の人々の生活にも興味が湧いてくるものです。
今回は香港在住の友人が住んでいる九龍湾エリアについて簡単に紹介します。

九龍湾エリアには公営住宅があります。公営住宅には政府の審査でパスした人が入居を許されるようです。
月の家賃が1.5万〜2万円という低価格なものからあるようです。
実際に部屋を見せてもらいましたが、ものすごく狭いです。
四畳半ぐらいの部屋に、コンロなどが備え付けられていないシンクのみのキッチンとバスタブのないユニットバスとクローゼットでした。通常のシングルで滞在するホテルの半分から3分の1ぐらいの広さでした。

香港の人は基本的には料理をしません。
朝食から外食をします。各々が行きつけのごはん屋さんがあるようで、「いつもの朝食」といったオーダーで通るほど親しい関係を作っていたりしているようです。

友人が朝食に連れて行ってくれたところは二階がご飯やさんで、フードコートのようになっており、一階が市場になっていました。

トーストとハムエッグ、麺類とミルクティーを飲むのが香港スタイルのようです。
香港はイギリスの植民地だった時代の影響からかコーヒーではなく、紅茶文化であるところが面白いところです。

トーストと卵とハム ブリティッシュスタイルの影響がみえます。
お米でできた麺と焼いた鶏肉がはいった温かいヌードル

市場には様々な食材や雑貨を取り扱っていました。
香港は海辺のエリアなので、海産物が豊富に取り扱われているのが印象的でした。
珍しいところでは、生きたカエルや鶏もいました。

乾物やさんにはナマコやエビ、牡蠣などのさまざまな商品が山積みになっていました。
たくさんの新鮮な野菜が山積みになっています。
大きなタコもいました。生きたままの魚は飛び跳ねたりして新鮮そのものでした。

観光エリアからは離れた場所ですが、香港の人の生活を感じることができて勉強になりました。

コラムニスト GORILAX
大学院卒 学術修士。ふと、湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。

GORILAX
コラムニスト ふと湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。社会学、文化人類学の視点からもアプローチしていきます。