平成を”胃痛”で振り返るアワード「平成胃痛大賞」を朝日新聞が発表!

平成元年の主な出来事

1989年(昭和64年/平成元年)

■昭和天皇崩御、昭和から平成に
 (昭和64年は1月7日まで)

社会

■消費税3%施行
■美空ひばり 死去
■岩戸景気に迫る好景気
 (37カ月連続で拡大/岩戸景気1958年(昭和33年)7月~1961年(昭和36年)12月まで42か月間続いた高度経済成長時代の好景気)
■手塚治虫 死去
■天安門事件

トレンド

■ゲームボーイ発売(任天堂)
■ハンデカムTR-55(ソニー)
■一杯のかけそば
 (「交通事故で父をなくした2人の子と母親が毎年大晦日の夜に一杯のかけそばを分けあって食べる」というお話)
■キッチン(吉本ばなな)
■ノルウェーの森上・下巻(村上春樹)

ヒット曲

■川の流れのように (美空ひばり)
■Diamonds (プリンセス・プリンセス)
■とんぼ (長渕剛)
■太陽がいっぱい (光GENJI)
■淋しい熱帯魚 (Wink)
■嵐の素顔 (工藤静香)

ヒット映画

■インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
■レインマン
■魔女の宅急便
■カクテル
■ブラック・レイン

ヒットドラマ

■教師びんびん物語2(主演:田原俊彦) 最高視聴率 31.0

昭和天皇がご崩御され、平成の時代が訪れた1989年、
戦後の人々の希望の光として歌声を届けてきた昭和の歌姫 美空ひばりと、
日本アニメのレジェンド 手塚治虫が死去しました。
平成が終わり、新元号がまもなく公表され、新しい時代が始まろうとしています。

みなさんにとって、「平成」はどんな時代でしたか?

朝日新聞社メディアビジネス局がおもしろい切り口で”アワード”を発表しました。

「朝日新聞 平成胃痛大賞」

平成という時代を報道を通じ見つめてきた朝日新聞社が、平成の30年間を振り返り、失敗、批判、プレッシャー、そんな胃の痛くなるような想いを乗り越えて平成の世を縦横無尽に活躍した方々の中から、「スポーツ」「文化芸能」「ビジネス」「ローカル」の4部門で合計40件のエピソードをノミネート。審査員による厳正な審査と、一般の方々の投票を考慮し、各部門賞を決定しました。また、一般の方々もTwitterから胃の痛い想いを乗り越えたエピソードを投稿できる「一般投稿」部門を設け、審査により部門賞を決定しました。
そして、これら5部門のエピソードの中から、平成胃痛大賞が決定しました。

■朝日新聞 平成胃痛大賞

失敗、批判、プレッシャー、そんな胃の痛くなるような想いを乗り越えて平成の世を縦横無尽に活躍した合計40件のノミネートエピソードと一般投稿の中から、大賞を決定。

<受賞エピソード>
よみがえった 新日本プロレス
1972年の設立以来、多くのスターを輩出。総合格闘技の台頭で人気が低迷するも、エンターテインメント性の高い演出や宣伝に力を入れ、業績がV字回復。女性ファンが増え「プ女子」として流行をけん引した。

選評:
新日本プロレスリングが設立されたのは1972年、昭和47年です。平成の時代を経て、新たな道を切り開き続ける姿が今回の栄誉になりました。プロレスというアイデンティティーを守りながら、時代に対応する。挑戦をやめないその姿勢は、新旧のファンだけでなく、ビジネスに関わる人たちにも大きな希望を与えました。
受賞者コメント:新日本プロレスリング (株) 取締役会長  菅林直樹
この度は大変素晴らしい賞を承り誠にありがとうございます。
平成が終わろうとする今、新日本プロレスが紡いできた歴史と私の仕事に対する思いが多くの方に共感いただき嬉しく思うと同時に、読者の方々の明日への活力となればこれに勝る喜びはございません。これを糧に、スローガンである「KING OF SPORTS」の名に恥じぬよう、チャレンジを続けファンの皆様に愛される会社を目指していきますので宜しくお願い致します。

■各部門賞

【スポーツ部門賞】
挫折からの復活。激しい攻防の末の勝利。逆転V。「胃の痛い」想いを乗り越え、平成を明るく照らしたスポーツ界のヒーローを讃える賞。

<受賞エピソード>
勝ち続ける重圧 吉田沙保里さん

「霊長類最強女子」と呼ばれ、レスリングで個人戦206連勝など数々の金字塔を打ち立てる。大きな期待と重圧を背負い、戦い続ける姿に日本中が感動し、勇気づけられた。2019年に現役を引退。

選評:
何かを極めた人には「強さ」だけではない魅力があります。吉田さんが大事にしている言葉は「夢追い人」。その前向きな生き方は今も感動を与え続けています。

【文化芸能部門賞】
華麗なる復活劇。勇気をくれたステージ。「胃の痛い」想いを乗り越え、平成を明るく照らした文化芸能界のヒーローを讃える賞。

<受賞エピソード>
等身大の再ブレーク ヒロシさん

2004年頃、「ヒロシです」のフレーズと自虐的なセリフで爆発的人気を誇ったが、次第にブームは下火に。趣味のキャンプが高じて、YouTubeで動画を配信すると、注目が集まり再ブレーク中。

選評:
SNSなど人間関係に疲れてしまうことが多い時代。ソロキャンプを実践するヒロシさんは、一人の時間を前向きにとらえる、新しい生き方を教えてくれました。

受賞者コメント:ヒロシ さん
どうも。
知らないうちに文化芸能部門賞を受賞したヒロシです。
胃の痛くなる思いを経験したおかげでこのような賞を受賞できるとは思ってもおりませんでした。
ただもう胃の痛い思いはしたくないですけどね。
今、ロケで外国に来ております。
帰国したらさぞかし豪華な賞品が届いているんでしょうね。

【ビジネス部門賞】
技術も産業も、いつだって挑戦と失敗が進歩させてきた。「胃の痛い」想いを乗り越え、平成を明るく照らしたビジネス界のヒーローを讃える賞。

<受賞エピソード>
劇的なV字回復 ハウステンボス

2003年に会社更生法の適用を申請。HISの傘下に入る。大規模なイルミネーションや人気アニメのアトラクションを取り入れ、2011年に初の黒字に。ロボットが接客する「変なホテル」も話題。

選評:
ハウステンボスは「オランダの街並み」という元々のコンセプトにこだわらず、挑戦を続けています。テーマパークをアップデートさせる熱意が賞を引き寄せました。

受賞者コメント:
今回の受賞は私たち自身を振り返る良いきっかけとなりました。
良い刺激とさせて頂き、これからもオンリーワン・ナンバーワンの企画とサービスでお客様に感動いただけるように努めてまいります。

【ローカル部門賞】
栄光への物語を紡いだのは、有名人や大企業だけじゃない。「胃の痛い」想いを乗り越え、平成を明るく照らした日本のローカルヒーローを讃える賞。
<受賞エピソード>
全国に波及「水曜どうでしょう」

1996年開始の北海道テレビの深夜番組。低予算を掲げ、スタッフと出演者の4人で、家庭用カメラで旅先を回る。異例の高視聴率で、人気は全国に波及。無名の大学生だった大泉洋さんをスターにした。

選評:
「水どう」の出演者の素朴なキャラは、等身大の地方の魅力を伝えました。海外ロケであっても北海道らしさを失わず、日本中にムーブメントを起こしました。

受賞者コメント:大泉 洋 さん
若き日に、がむしゃらに、必死に、最高に楽しく過ごした「どうでしょう」との時間が、今、このように北海道を超えて日本中の皆さんに愛され、楽しんで貰えてる事が奇跡のようで、改めてこの番組の凄さを実感しております。

受賞者コメント:鈴井 貴之 さん
今回の受賞に際し「水曜どうでしょう」を応援してくださった皆様に感謝申し上げます。胃痛とのことですが全く自覚症状がないので早く受診(受信=新作放送)してもらえるよう頑張ります。ありがとうございました。

【一般投稿部門賞】
どんな人の日常にだって、痛快ドラマはあふれている。「胃の痛い想い」を乗り越え、平成を明るく照らした、みなさんの物語を讃える賞。
<受賞エピソード>
自己都合で辞めた職場の上司と婚活パーティーでばったりと、二人っきりのPRタイムの時間はマジで地獄やった

選評:
平成は「出会い」の変化が起きた30年でした。結婚のきっかけ、スタイルも多様化した現代。投稿された「ドッキリエピソード」からは時代の変化も伝わってきます。

平成胃痛大賞の公式サイト
https://www.asahi.com/ads/itsu-award/

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