クラシックはむしろ敷居が低い【無料で約150万曲が聴き放題!】

最近はサブスクリプションで音楽が聴き放題のサービスがいろいろあります。その中で、無料で聴き放題のサービスがあるのはご存知でしょうか。

実は多くの図書館ではAV資料として音楽を聴いたり、借りたりして楽しむことが以前からできていました。
それが最近はネットを経由して音楽を聴くことができる図書館があります。

たとえば入館利用者数が全国1位の岡山県立図書館が提供している
「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」では、約150万曲が聴き放題とのこと。
http://www.libnet.pref.okayama.jp/service/shizen/naxos/index.htm

※ご利用には岡山県立図書館の利用登録が必要です。

収録されている音楽はクラシック音楽がメインです。
勉強として音大生や吹奏楽部員にとっては見識を広げるためにも十分に活用したらいいかと思います。
吹奏楽の曲もあるようです。

また、「のだめカンタービレ」や「ピアノ森」といった大人気のコミック、アニメで使用された曲をまとめて紹介しているページもあるので、クラシックがわからない人でも漫画やアニメをみて興味をもったクラシック音楽から聴いていくということができます。

のだめカンタービレ特集ページ 
https://ml.naxos.jp/k/nodame/

ピアノの森 特集ページ
https://ml.naxos.jp/k/pianoforest

その他にも同じ曲でも様々な演奏者の曲を聴き比べることができます。
自分のお気に入りのアーティストをじっくり時間をかけて探すということもできます。
こうしたことが、なかなか現代となっては集客がむずかしいクラシック音楽の業界の底上げになっていくのではないかと思います。

ちなみに私のおすすめはルービンシュタインのピアノです。
すでに亡くなってしまった方ですがこの方のアンコールで弾いたショパンの「英雄ポロネーズ」の収録を聴いたときに
音楽というものの凄さを初めて体験ししました。
いま、その時のことを思い出しても鳥肌が立ちます。

作業中のBGMとして使用するのはもちろんありと思います。
ぜひ、最寄りの図書館で利用ができるのか調べてみてください。
個人でも利用可能でその場合は月額1850円(+税)です。

ナクソス・ミュージック・ライブラリー
https://ml.naxos.jp/

コラムニスト GORILAX
大学院卒 学術修士。ふと、湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。

GORILAX
コラムニスト ふと湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。社会学、文化人類学の視点からもアプローチしていきます。