吉本興業記者会見に関するTwitter主要キーワード投稿調査

夏の始まりに世間をにぎわせている話題と言えば、「タピオカ」と「吉本の反乱」。”闇営業”を行なった所属タレントの謝罪会見で明るみに出た企業体質。
「会見はさせない」と言う事務所の方針を無視して開いた会見では、”闇営業”の反省と謝罪よりも、なぜ会見をすることができなかったか、そこにかけられた事務所の圧力が語られ、さらに企業としての運営体制、所属タレントに対する雇用関係や契約などなど。会見から端を発し、昔ながらの運営方法を続けてきた会社の体質が世間に知らされました。ついにはタレントの会見を受け、社長が泣きながら記者会見すると言う事態になってしまいました。
その後は、所属タレントたちが次々にSNSに事務所への不満をぶちまけるようになり、収拾がつかない状態に。これを治めるのは、果たしてどんなキーマンなんでしょうか?

ここに謝罪会見の反応をツイッターの動きで調査したデータ紹介しましょう。

吉本興業が行った記者会見でツイートされたキーワードについてのTwitter調査・分析

市場調査分析のアットクリッピング( https://www.atclipping.jp/ )は、提供するTwitterハッシュタグ調査・分析サービスを活用し、7月20日に宮迫博之氏(雨上がり決死隊)と田村亮氏(ロンドンブーツ1号2号)が行った記者会見と、同月22日に吉本興業が行った記者会見でツイートされたキーワードについて、独自のTwitter調査・分析を行いました。

調査方法
・調査期間:2019年7月20日14:00~19:55と2019年7月22日14:00~19:55
・調査媒体: Twitter
・調査方法:アットクリッピングのTwitter投稿調査サービスを利用
・調査対象:宮迫氏と田村氏および吉本興業記者会見の時間内に「吉本興業」または「宮迫」が含まれたTwitter投稿の中から、下記の主要なキーワードを含む投稿を調査。

<宮迫氏と田村氏記者会見時の調査主要キーワード>
 「謝罪」、「吉本興業批判関連(パワハラ、ブラック、コンプライアンス等)」、「同情関連(つらい、辞めないで、頑張れ等)」、「引退」、「吉本」

<吉本興業記者会見時の調査主要キーワード>
 「冗談」、「撤回」、「吉本興業批判関連」、「辞任関連」

1.7月20日、宮迫氏と田村氏の記者会見で「吉本興業」または「宮迫」が含まれたTwitter投稿数


7月20日、宮迫氏と田村氏の記者会見で「吉本興業」または「宮迫」が含まれたTwitter投稿数(全体)

記者会見が始まった15:00頃からツイートが増えはじめ、宮迫氏が引退を口にした15:30頃からさらに急増。その後は徐々にツイートが減少しながらも、会見終了に近づいた17:30を過ぎた頃から再び盛り上がっていることが分かりました。

更に主要キーワードに絞った分析は以下となります。

7月20日、宮迫氏と田村氏の記者会見で「吉本興業」または「宮迫」が含まれたTwitter投稿数(主要キーワード)

会見開始から30分を過ぎた15:37からの2分間で「引退」のキーワードが439ツイートに急増し、会見中に宮迫氏が発した言葉がそのままTwitter上にも表れています。
後半は会社への不信感を表明したことで、謝罪関連キーワードよりも吉本批判関連キーワードや吉本を含むキーワードが継続して一定量が投稿され、前半の謝罪会見から後半は吉本興業への不信感が目立つ会見内容だったことがTwitterの反応からも分かりました。
会見が進むにつれてツイート数も徐々に減少していきましたが、会見が終了した17:40前後には「パワハラ」「クビ」「ブラック」「圧力」など吉本興業を批判するようなキーワードが増え、同時に「ツライ」「辞めないで」「頑張れ」など同情関連キーワードも増加しました。

2.7月22日、吉本興業の記者会見で「吉本興業」または「宮迫」が含まれたTwitter投稿数


7月22日、吉本興業の記者会見で「吉本興業」または「宮迫」が含まれたTwitter投稿数(全体)

宮迫氏、田村氏の会見から2日後の22日、吉本興業によって行われた記者会見では、質疑応答に岡本社長が登場した14:30頃からツイートが急増し、15:00頃に一度盛り下がるも再び盛り返し15:20頃にピークをむかえ、その後は会見が長引いたこともあり、時間の経過とともにツイートも徐々に減少していきました。


7月22日、吉本興業の記者会見で「吉本興業」または「宮迫」が含まれたTwitter投稿数(主要キーワード)

質疑応答に岡本社長が登場した14:30頃から「撤回」のキーワードが急増し、14:48からの4分間では「辞任関連」キーワードが合計で522ツイートもされ、前半の処分撤回後に自身の処分として役員報酬半額の説明あたりから、「辞任関連」キーワードを含む投稿が増えています。
今回の2つの会見でもっともツイート数が多かったキーワードが「冗談」。岡本社長が「クビ発言は冗談だった」と発言した15:11から15:30までの約20分間で1847ツイートを記録しました。
その後は、会見の経過とともにツイート数も徐々に減少し、特に変わった動きは見られませんでした。

3.総括

宮迫氏と田村氏の会見は、記者会見を通じて前半は謝罪と引退に関する投稿が多かった一方で、会見終了前後の時間帯には、二人への同情や応援、吉本興行へのネガティブな投稿が増え、本記者会見では前半と後半ではTwitter投稿内容に変化があったことが分かりました。
一方で吉本興業の記者会見では、岡本社長が発した二人の処分撤回やパワハラ疑惑のコメントは冗談のつもりだったという言葉にTwitterでは強く反応がありました。また、辞任を求める投稿も多く、最後まで吉本興業へのネガティブな投稿は目立ち、本記者会見で事態収束には繋がったとは言えないのではないでしょうか。

※アットクリッピング調べ

■記事調査サービス「アットクリッピング」についてhttps://www.atclipping.jp/ )
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TwitterやInstagramのハッシュタグや投稿内容の調査による自社の露出状況や相性の良いインフルエンサーの特定などのレポ―ティングも可能。

ライター:ジミー

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