神戸にはお茶するところがたくさんあります。
スイーツのお店もたくさんあります。
そんな中、日頃なかなか入りづらいお店もあります。
「ちょっとお茶する」という値段ではないティーハウスがあります。
時々、行くのですが、以前、友人といった際には、値段が高すぎるので他のお店に行こうと言われたこともあります。
というのもケーキとお茶で2,000円を超えるからです。
これを高いと捉えるか、適正な値段であると捉えるかは人それぞれだと思います。
ただ、そこで過ごした時間はとても特別なものになります。
例えば、自分にとって素敵な人がいたとします。その人とよりよい時間を共有したいと思うのは自然のことだと思います。
しかしながら、現実問題、素敵な時間を共有したいと思っていてもなかなかそうした時間を作り出すことは難しいのではないかと思います。
どうすれば素晴らしい時間を共有できるだろうか。素晴らしい時間を、機会を神戸で購入するという考えに立脚した場合、
マリアージュフレール神戸店はオススメです。
多すぎてどれを飲めばよいかわかりません。しかし、悩む必要はありません。
お店の方が丁寧にそれぞれのお茶について説明してくれますし、自分が飲みたい雰囲気を伝えるとそれに合ったお茶を数種類提案してくれます。
例えば、「今日はダージリン系が飲みたい。渋いお茶が好きだけどなにかオススメや面白いお茶はありますか?」といったように聞いてみます。
ポイントは、「おいしい」という単語を使用しないこと。それよりも「おもしろい」「めずらしい」「最近の流行り」「新商品」「おすすめ」といった単語を使用してみましょう。
また、香りについても伝えるといいと思います。どのような香りが好きなのか、バラや花の香り、柑橘系、オレンジやレモンの香り、キャラメルなどの甘い香り、桃やマスカットといったフルーティな香りといったように興味のある香りや苦手な香りを伝えるのもよいでしょう。
紅茶以外に緑茶やハーブティなどもあるので、どのようなお茶をベースにしたものがよいかを相談したりしても良いと思います。同じ系統の香りでも、ベースになるお茶が異なることでまた違った味わいになるので面白い。複数人で利用するなら、同じものを選ぶのではなくそれぞれが各々のお好みを選んだほうがよい。なぜならば後で、おすそ分けしてもらいテイスティングすることができるからです。
お茶は、お店のスタッフが適正な方法で抽出した状態のものをポットに入れて提供してくれます。そのため長時間そのままおいていて渋くなったというようなことはありません。お茶を抽出している様子を観るのもここのお店の良いところです。清潔な制服に身を包んだ執事のような店員スタッフがお茶を入れてくれてくれます。
ランチやスイーツのメニューもクオリティが高く、特に数種類のケーキの中から今日食べるケーキを選ぶのも楽しみの一つ。
さり気なくお茶のエッセンスを取り入れているランチやケーキがマリアージュフレールの魅力の一つと言えます。
そしてやはり面白いなと思ったのは、お茶との相性。サンドイッチを一口食べてその後、お茶を飲む。すると料理とお茶が反応し合い新しい風味が引き立ってくるのがわかります。
これはとてもおもしろいなと思う。落ち着いた雰囲気のなかでいただくお茶と料理はきっと素晴らしい時間を作り出してくれるでしょう。
マリアージュフレール神戸店
https://www.bal-bldg.com/kobe/mariage.html
コラムニスト GORILAX
大学院卒 学術修士。ふと、湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。