親知らずが生えて通常の歯ブラシではうまく磨けないので最適な歯ブラシ[バトラー#308]を選びだした時の話 。

 親知らずを抜きました。右の下の歯を抜きました。そもそもなぜ親知らずを抜くことになったのか。
それは、以前、歯科医に猛烈に「親知らずを全部抜いてしまおうよ」と勧誘されたことが原因にあります。その医師は「親知らずなんてものは基本的にちゃんと歯磨きできるようなものではない。親知らずは虫歯になる運命なんだよ。不幸なのはその親知らずの虫歯のせいで隣にある奥歯も虫歯になってしまうケースなんだ。だから、親知らずが生えたら早めに抜いたほうがいいんだよ」と語ってくれた。

 これは恐ろしい事実として私に受け入れられた。そして、親知らずは数年前から少しずつ生え出してきたのである。最初のうちはちょっとだけ白いものが見える程度だった。最初発見したときはご飯粒がついているのだと思ったが、どうやらそうではないらしい、ということで気がついた。次第に大きくなっていくのだがその際に問題が生じ出す。隣の奥歯との隙間がかなり狭くなっていき、そこに食べたものがはさまってしまうのだ。しかもその隙間がどのようなものかわからない。どの程度のものが詰まっているのかわからない。
通常の歯ブラシでは掻き出すこともできなくなってしまったのだ。

 仕方ないので東急ハンズに細かく掻き出して磨くことができる歯ブラシを探しに行った。
東急ハンズに行くと、様々な歯ブラシが取り揃えられているので比較しやすい。テスターのようなブラシもおいてあるので、毛先の感じやコシについても確認できるのがよい。
私は、糸ようじのように掻き出しやすい繊細さを持ちながら、コシが強く、奥の方まで届くものを探していた。というのも、まず糸ようじを導入して手入れをしていたのだが、糸ようじでは親知らずの生えている奥を掃除するにはなかなかしんどく、しかも思った程の成果をあげることができなかったからだ。なにか奥の方へ挿入して掻き出して食べカスを取ることができるものが必要だった。

 様々なブラシを検討して、最終的に気に入ったブラシが「バトラー 歯ブラシ (#308)」だった、細かいところまで磨けるのと、すぐにへたらない毛先が親知らずの隙間の食べカスを掻き出すのに最適だった。磨き方としてはこのブラシをグイグイと親知らずと奥歯の間に押し込んでいく。すると隙間に少しずつ入っていく。奥まで入れたらそれをそっと抜く。すると歯と歯の隙間に詰まっていたものを毛が挟んでつまみ出してくれるのだ。この方法でやっと隙間にはさまっていた食べカスを取り除くことができた。ただ、その際に出血することが多かった。もしかすると食べカスによって化膿していたのかもしれない。毎日寝る前の歯磨きにはこの方法で食べカスを排除してから歯磨きをしていた。そのおかげか約3年ほど虫歯になることなく、親知らずと共存できていた。しかし、親知らずもその間に大きくなっていき、隙間は狭くきつくなっていくので、歯ブラシは困難を極めた。もう、歯ブラシが面倒でやめたいと思った。そのためには親知らずを抜くしかない。しかしながらなかなか親知らずを抜くという決心がつかなかった。

 というのも、親知らずを抜くということはその間は旅行やイベントなどに行くことが当分できないからだ。また、筋トレも当分の間はストップしなければならない。これは現実的にかなり難しい問題だった。旅行やイベントの予定を優先させている以上、親知らずを抜くということはできないというのが現状だった。だがその状況が一変する出来事が起こる。2020年3月ごろから次第にはじまるコロナウイルス感染症による活動自粛である。これにより旅行やイベントはキャンセルになってしまった。つまり、親知らずを抜く条件が揃ったということである。次回は親知らずを抜くことになった話をしたいと思う。

私が使用していた歯ブラシの紹介


バトラー 歯ブラシ (#308)
親知らずと奥歯の間を掃除するのに使用していた。旅行の際にも必須の歯ブラシだったので常に通常の歯ブラシと2本持ちで臨んでいた。

ジーシー GC ルシェロ P-10 歯ブラシ 5本 (M(ふつう))
こちらは通常の歯ブラシとして使用していた。この歯ブラシの特徴として先のほうがとんがって出ていることと、その尖って出ている先端の毛が他のところより硬いので奥の方から掻き出したりしやすいのが挙げられる。親知らずの生え始めはこの歯ブラシだけで食べカスを掻き出していたのだが、次第に親知らずが大きくなり、この歯ブラシだけでは対応できなくなってしまった。親知らずを抜いた今ではこの歯ブラシのみを使用して歯磨きをしている。

GORILAX
コラムニスト ふと湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。社会学、文化人類学の視点からもアプローチしていきます。