【わたしの散歩道vol.1】岡山県岡山市「枝川緑道公園ちょこっと西川緑道公園 編」

景色を楽しむ遊歩道。季節を感じながら散歩時間

長い自粛生活のあいだに健康のためにウォーキングやジョギングを始めたという人も多いかと思います。部屋に籠るストレスを少しでも癒そうと、散歩に出かけたりすることもあったのではないでしょうか?

岡山市の街中には、北から南へ流れる川があり、その両岸にさまざまな植物がレイアウトされており、「緑道公園」として多くの人々から親しまれています。上流には西川用水沿いに整備された西側緑道公園、その支流になる枝川用水沿いは枝川緑道公園と名付けられ、総延長2.4kmの両岸に渡って、四季それぞれに咲き誇る花や、夏には眩しいほど鮮やかな緑の姿を見せる木々の遊歩道が続いています。

私が好きなスポットは、西川から枝川へと景色が変わっていく1kmほどの川沿いのエリアです。西川緑道公園は岡山市内の賑やかな中心部に位置していて、野殿橋ステージが配置され、周辺ではフード系のイベントや音楽イベントが一年を通して頻繁に行われ、そのためか整然としている印象があります。

一方の枝川緑道公園は中心部から少し外れているからか?散歩を楽しむ人々が多く、大きな石が無造作に配置されていたり、日本庭園に見立てられて橋が渡されていたり、小さな滝があったり、遊び心がここ彼処に散りばめられ、ゆっくりと景色を楽しみながらブラブラする癒しの公園になっています。

外に出かけるということが、こんなにも清々しく、気分転換になるということは、今年のコロナ禍による自粛生活を経験しなかったらわからなかったことかもしれません。

初夏の深い緑に癒されます
涼しげに蓮の花が咲いていました
木陰でランチをしてもイイ季節
趣のある橋が川を渡っています
獲物を狙うサギが首を長くしていました
公園にありがちなオブジェ「親と子」

2020年の前半は思いがけない予想もしない出来事に世界中が怯えた日々となりました。そろそろホタルの季節になってきました。今年のホタルはどんな光で私たちを照らしてくれるのでしょうか。光に導かれてたどり着くのは、果たしてどんな未来なのでしょうか。

伊集院 遥
人生の移ろいを感じながら、風のように生き、雨のように歌い、太陽のように人を照らしたい。