透明感あふれる歌声は変わらず 今も聴く人を魅了し続ける
1978年5月25日、「右向け右」をリリースし石川ひとみはデビューした。当時から容姿と歌唱力が高く評価されていたが、なかなかヒット曲に恵まれない歳月が続いた。1981年、日の目を見ないアイドル生活にピリオドを打とうと、最後の曲にするつもりで11枚目の「まちぶせ」を発表。じわじわとチャートを上がり、4月のリリースから2ヶ月目にトップ10入りし、さらに11月末までロングランヒットとなった。「まちぶせ」は石川ひとみの代表曲となり、同年の『NHK紅白歌合戦』にこの曲で初出場を果たした。
その後、順調に芸能活動が進んでいくかと思われた矢先、1987年に自身が主演するミュージカルのリハーサル中に入院。病気、プロダクションとの契約破棄などにより、活躍の場を失うことになった。
しかし、デビュー40周年の2018年、実に35年ぶりのオリジナルアルバム「わたしの毎日」を発表。7月には発売記念ライブ、10月には40周年記念コンサートを実現させた。
昨年は新型コロナウイルスの影響で、計画していたライブのほとんどが中止となってしまったが、その間も歌うこと、そしてライブをすることに対する強い思いは途切れることはなかった。
そして2021年4月、そんな“うた”への思いを胸に、初の配信ライブ「石川ひとみ LIVE 『わたしの毎日』」を開催。その模様を収録した初のライブDVDのリリースが決定した。
アイドル時代から変わらない歌声は、伸びやかで透明感にあふれる。往年のファンの期待を裏切らないクォリティのまま。最新作『わたしの毎日』からの曲を織り交ぜながらライブは進行し、石川ひとみの世界がしっかりとでき上がっている。
しっとりとした“聴かせる”バラードと、盛り上げるアップテンポの曲のバランスも非常に良く、飽きさせないセットリスト。特に後半の「夢番地一丁目」と「ベリバービリバー」の流れは必見ポイント。アイドル時代の盛り上げ曲の定番と、最新作からの盛り上げ曲の定番の連続披露は、まるでそこに観客がいるかのような錯覚を起こしてくれる。見ていてとてもワクワクさせられるシーンだ。
そして、誰もが知る大ヒット曲「まちぶせ」でライブは終了。イントロを聴いただけで鳥肌が立つこの曲は、やはり名曲だ。そして、名曲を名曲として聴かせる石川の歌唱力も圧巻。
石川ひとみ LIVE 「わたしの毎日」
発売日:2021年5月19日
品番:TEI-186
6,600円(税抜価格6,000円)
<収録内容>
01.ひとりじめ 02.ガラスの恋人 03.サヨナラの理由 04.星のまばたき 05.赤い靴 06.願いはひとつ 07.イルカのうた 08.えんどうの花 09.もんしろちょう 10.夢番地一丁目 11.ベリバービリバー 12.何も言わないで 13.わたしの毎日 14.君の声 15.まちぶせ
【アンコール曲】16.君は輝いて天使にみえた
【ボーナストラック】17.にわか雨 18.くるみ割り人形 (収録時間:約91分)
・テイチクオンライン限定発売
http://www.teichiku.co.jp/artist/ishikawa-hitomi/
<石川ひとみライブ情報>
2021年6月13日(日)ビルボードライブ大阪
[1st]OPEN 14:00 / START 15:00
[2nd]OPEN 17:00 / START 18:00
石川ひとみ Official Web Site
https://www.ishikawahitomi.com
http://www.teichiku.co.jp/artist/ishikawa-hitomi/
オフィシャルショップ
https://teichiku-shop.com/pickup_artists/index/28
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