第25回手塚治虫文化賞 受賞作・受賞者が決定 大賞は『ランド』特別賞に『鬼滅の刃』

6月25日(金)から「受賞記念動画」&記者イベント「白熱の最終選考会を振り返る!」を無料公開

昨今、テレビや映画でもアニメの勢いは凄まじく、常に多くの視聴率や観客動員を獲得しています。中でも人気コミックから映画化やテレビ化へと数々の作品が生まれており、マンガブームが続いています。

朝日新聞社が主催する『第25回手塚治虫文化賞の各賞が決まりました。
マンガ大賞を獲得したのは山下和美の『ランド』。新生賞には山田 鐘人と作画のアベ ツカサの『葬送のフリーレン』が決定しました。また特別賞には、いまだ社会現象が続く吾峠 呼世晴の『鬼滅の刃』が選ばれました。
贈呈式は新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小し、6月3日(木)に朝日新聞東京本社で開催予定です。受賞者の言葉などを収めた「受賞記念動画」と、白熱の最終選考会を振り返る「記者イベント」を、6月25日(金)から無料公開されます。

◆マンガ大賞(年間のベスト作品)
『ランド』(講談社) 山下 和美(やました・かずみ) 

◆新生賞(斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者)
原作:山田 鐘人(やまだ・かねひと) 作画:アベ ツカサ
『葬送のフリーレン』(小学館)でファンタジー世界の冒険を独自の視点から描いたことに対して

◆短編賞(短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者)
野原 広子(のはら・ひろこ)
『消えたママ友』(KADOKAWA)と『妻が口をきいてくれません』(集英社)に対して

◆特別賞(マンガ文化の発展に寄与した個人・団体)
吾峠 呼世晴(ごとうげ・こよはる)『鬼滅の刃』(集英社)
幅広いファンを獲得し社会現象を巻き起こした作品の力に対して

【選考委員】
秋本 治 (漫画家)
桜庭 一樹 (小説家)
里中 満智子 (マンガ家)
高橋 みなみ(タレント)
中条 省平 (学習院大学フランス語圏文化学科教授)
トミヤマ ユキコ(ライター・東北芸術工科大学芸術学部講師)
南 信長 (マンガ解説者)
矢部 太郎 (芸人・漫画家)

角田 克(朝日新聞社常務執行役員編集担当)
古知 朋子(東京本社文化くらし報道部長)

「受賞記念動画」を6月25日(金)から無料公開

受賞記念動画は本社が運営する動画メディア「bouncy(バウンシー)」が制作を担当し、受賞者の言葉や、マンガ大賞の山下和美さんらの仕事場での様子などを収めています。記者イベントは、第25回の選考委員を務めた里中満智子さん、中条省平さん、矢部太郎さんと、朝日新聞東京本社文化くらし報道部の小原篤記者とで、白熱の議論が交わされた最終選考会の様子を振り返ります。いずれも無料で視聴できますが、記者イベントは事前に朝日新聞デジタルの会員登録が必要です。
さらに、記者イベント視聴後、アンケートに回答された方の中から抽選で25名に、第25回受賞者の描き下ろしや受賞の言葉、すべての社外選考委員の選評などを収めた記念小冊子と記念ピンバッジ(ブラック・ジャック)をセットでプレゼントします。

<公開日時>
2021年6月25日(金)午前9時~(記者イベントは2カ月限定公開)
<公開場所>
●受賞記念動画
手塚治虫文化賞公式サイト
https://www.asahi.com/corporate/award/tezuka/

●記者イベント「白熱の最終選考会を振り返る! 第25回手塚治虫文化賞」
応募ページ(http://t.asahi.com/wkcc)から申し込まれた方に、後日メールで視聴のご案内をお送りします。イベントに登壇する選考委員への質問も受け付けます。申し込みは公開最終日の8月25日(水)午後10時まで。

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