名古屋PARCOにて2022年3月26日(土)より開催!
名古屋パルコでは、2022年3月26日(土)より名古屋PARCO 西館6F PARCO GALLERYにて、1月に東京で開催し話題沸騰となった新進気鋭のデジタルアーティスト達が集まるアート展『昭和百年展』を開催。本展は、イラスト・映像・CGに長けたデジタル界隈のアーティストの作品を一度に見ることができる未来空間を演出します。
今回は東京会場で作品を展示した18名のアーティストに加え、新たに3名のアーティストの作品が登場。30台以上のモニターで、100点を超える作品を展示するほか、電話BOX型フォトブース「CONNECT TO SHOWA100」や近未来サイバーパンクアーティスト「CHA2」による立体オブジェクトエリアも登場します。また、会場に併設する物販コーナーでは、参加アーティストの作品がデザインされたTシャツやパーカーなど、多数のアイテムの販売も実施されます。
昭和百年展
会期:2022年3月26日(土)~4月10日(日) 11:00~20:00
※入場は閉場の30分前までとなります。
※最終日は18:00に閉場いたします。
※感染症拡大防止等の観点から入場者数の制限、営業時間の変更あるいは休業となる場合がございます。
事前に名古屋PARCOの公式HPをご確認ください。
名古屋PARCO 公式HP:https://nagoya.parco.jp/
会場:名古屋PARCO 西館6F・PARCO GALLERY
入場料 :無料
主催:株式会社パルコ 名古屋店
企画:大日本印刷株式会社(DNP)
公式 HP:https://art.parco.jp/parcogallery/detail/?id=933
公式Twitter: https://twitter.com/Showa1926_2025
ステートメント
昭和百年展
これは、永遠にやって来ない仮想実現への関与。
もし『昭和』が続いていれば、2025年で『百年』を迎える。奇しくも昭和を象徴する大阪での万博が日本に再来する年だ。
平成も終わり、令和となった今さら何故、あえて『昭和百年』なのか?その訳は、世界規模のビジュアル・クリエイションにおける動向の一部で、昭和が、不変/普遍的なインスピレーションとして暗躍し続けているからだ。二十一世紀に入り、それはより熱を伴って全世界の視覚野を席巻している。
その最たる存在のひとつが『サイバーパンク』だ。今を時めくCITY POPやVAPORWAVEをはじめ、夜系という音楽トレンドに共通する可視化訴求も、もろに、その影響を受けている。
シアン・ピンク・パープルを基調としたネオン或いはパステルな色彩であったり、しっかりとした不穏な雲の下で霞がかった街に聳える廃墟など、ディストピアを体現する退廃的なデザインが、それだ。
このようなトレンドは、ルーツである年代を冠した”80’sリバイバル”と、同義に扱われることも多い。そして、このNEWTROな文化再興には、世界同時多発的に『昭和日本』のアトモスフィアやデザインが、数多く登場する。
空中回廊:首都高速道が高層建築間を縫って宙を這う東京。不夜城のネオン街と、それを映した雨濡れたアスファルト。何かしらの貧困と何かしらの豊かさで繰り返された増築痕。異常に張り巡らされた配管に、過多な空調設備とメーター。四角くて丸いカプセルホテル、アルミ合金製の地下鉄車両。
それら全てが昇華され、過剰にデフォルメされた空想は、現代らしく言えば、バーチャル・リアリティそのものだ。
世界中のデジタルネイティヴが、いつまでも来ないその近未来を網膜を通じて、追体験している。
世代を超えてノスタルジアを投与し続けるこの仮想日本性を、たった一言で共有できてしまう形容が「エモい」ではないか。
『SHOWA NIPPON』は、つまりどうしようもなく、エモいのだ。
現代で、今なお飽くことなくアップデートされ続ける郷愁。それは、永遠に在り得ない日本の姿にコネクトされている。クリエイター或いは作品の数だけ存在する世界線としての『昭和百年』と云うメタでナラティヴな仮想実現への関与…
其れが、この展の真価であり、真意だ。そして、其れを真実にするのは自身だ。
参加アーティスト
Utomaru、がーこ、Kazuya Ohyanagi、KICO、ケイゴイノウエ、高橋 悠、高畠 聡、Takuan Paradise、CHA2、Tsumugi、nagafujiriku、Hiroshi Kanazawa、藤田 将、Max Prentis、藻洲 転石、安田現象、ymgc、ゆうたONE、Yuma Arts、RokuMori 六森
※内容は予告なく変更になる場合がございます。