戦慄の北欧イノセントホラー『ハッチング』
2022年10月12日リリース
12歳の少女ティンヤは、奇妙な卵を見つけ、それを隠し、温める。そして卵がかえると、そこに現れたのは想像を絶するものだった・・・。フィ ンランドを舞台に、完璧な家族像を作りあげることに夢中な母親のため、懸命に自分を抑制する少女が孵化させた卵がもたらす恐怖を描 く。主人公の少女ティンヤを演じるのは1200人のオーディションから選ばれたシーリ・ソラリンナ。この年代特有の儚さを見事に演じきった。
メガホンをとるのは多くの短編作品を世界の映画祭に出品して高い評価を受け、今回が長編デビュー作となる新鋭女性監督ハンナ・ベルイホルム。北欧の明るさの中に潜む恐怖を見事に切り取って見せた。そして、少女が卵から孵化させる“アッリ”と呼ばれる存在の造形は、 『スター・ウォーズ』新三部作など数々の大ヒット作を手掛けてきたアニマトロニクス・デザイナーのグスタフ・ホーゲンと、『プライベート・ライアン』、そして『ダークナイト』でヒース・レジャー演じるジョーカーのメイクアップに携わり、アカデミー賞 ノミネートされたことでも広く知られる特殊メイクアップ・デザイナーのコナー・オサリバンが担当し、その恐ろしいビジュアルを完成させた。
【STORY】
北欧フィンランド。12 歳の少女ティンヤは、完璧で幸せな自身の家族の動画を世界へ発信することに夢中な母親を喜ばすために全てを我慢し自分を抑え、体操の大会優勝を目指す日々を送っていた。ある夜、ティンヤは森で奇妙な卵を見つける。家族に秘密にしながら、その卵を自分のベッドで温めるティンヤ。
やがて卵は大きくなりはじめ、遂には孵化する。卵から生まれた‘それ’は、幸福な家族の仮面を剥ぎ取っていく・・・。
【CAST】
シーリ・ソラリンナ/ソフィア・ヘイッキラ/ヤニ・ヴォラネン/レイノ・ノルディン/オイヴァ・オッリラ/イダ・マーッタネン
【STAFF】 監督:ハンナ・ベルイホルム
発売・販売元:ギャガ
©2021 Silva Mysterium, Hobab, Film i Väst