「ハイヒールをはいたお坊さん」西村宏堂氏が講演
誰もが個人として尊重され、安心して個性や能力を発揮し、自己実現できる共生社会の構築を目指す山梨県。この地で、日本語をはじめ8か国語で出版されている書籍『正々堂々 私が好きな私で生きていいんだ』の著者である『西村宏堂氏』による講演会が12月に開催されます。
西村氏は浄土宗の僧侶、メイキャップアーティストであり、LGBTQ当事者・活動家として、国内外で様々な活動を行っています。講演会では。これまでの自身の経験を踏まえ、性的マイノリティとして生きること、多様性社会への思いなどが語られる予定。
西村氏は、1989年東京生まれ。ニューヨークのパーソンズ美術大学を卒業後、アメリカを拠点にメイクアップアーティストとして活動した後、2015年に浄土宗の僧侶となりました。LGBTQ活動家としてニューヨーク国連人口基金本部、ハーバード大学、イェール大学、増上寺などでも講演を行い、2021年にTIME誌「次世代リーダー」に選出されました。2022年にはNHK紅白歌合戦でゲスト審査員として登場。著書「正々堂々 私が好きな私で生きていいんだ」は8か国語で出版されています。
人はみんな一人ひとり違うことを前提として、性別、年齢、国籍、障害や疾病の有無、性的指向など多様な個性・文化・価値観を認め合うことは、豊かで活力ある社会の実現につながります。誰もが自分らしく、豊かに、幸せに生きるにはどうすればよいかを考えるイベントとなることでしょう。
【西村宏堂講演会】
◇開催日時等
令和6年12月19日(木)15時~17時(開場14時30分)
会場:山梨県立文学館 講堂(定員500人・先着申し込み順・参加無料)
◇講演タイトル
「正々堂々 わたしを生きる」
申し込みURL
https://forms.office.com/r/H3skQ62874?origin=lprLink