谷川俊太郎が編んだ詩集『祝婚歌』が待望の文庫化


傑作アンソロジーとして40年以上親しまれてきた記念碑的一冊。

1981年に書肆山田から刊行されたアンソロジー詩集『祝婚歌』は、日本を代表する詩人である谷川俊太郎さんが編纂し、自ら「序詩」を執筆しました。茨木のり子、室生犀星、吉野弘、ジャック・プレヴェール、ジェイムズ・ジョイスなど、世界各国の文学者による、愛する二人に寄り添う詩27篇を精選した『祝婚歌』は、40年以上ものあいだ多くの読者に親しまれてきた最高の一冊です。
今回、河出文庫のラインナップに谷川俊太郎編『祝婚歌』がくわわります。カバーデザインは美しい造本が話題を呼んだ、谷川俊太郎『あたしとあなた』も手がけた名久井直子さんが担当。大切な友人へのプレゼントとしても、河出文庫版『祝婚歌』(税込792円)の発売にぜひご注目ください!

あなたがいる
私のかたわらに
いま
私がいる
あなたのかたわらに

(谷川俊太郎「序詩」より抜粋)

●谷川俊太郎編著『祝婚歌』収録作品一覧
谷川俊太郎「序詩」/クリスティーナ・ロセッティ「どこかに」(高見順訳)/室生犀星「誰かをさがすために」/黒田三郎「僕はまるでちがって」/ジェイムズ・ジョイス「室内楽 11」(池澤夏樹訳)/フランシス・ジャム「素朴な妻を持つための祈り」(大岡信訳)/草野心平「桃と花嫁」/川崎洋「祝婚歌」/田村隆一「祝婚歌」/吉野弘「祝婚歌」/カリール・ジブラン「ある予言者の言葉」(金関寿夫訳)/ルベン・ダリオ「ミア ぼくのもの」(荒井正道訳)/原條あき子「夜」/D・H・ロレンス「婚姻」(上田保訳)/オクタビオ・パス「二つのからだ」(桑名一博訳)/佐藤春夫「蝶を咏める」/オマル・ハイヤーム「ルバイヤート98」(小川亮作訳)/立原道造「夜 泉のほとりに」/タゴール「ギタンジャリ 17」(高良とみ訳)/金子光晴「愛情32」/永瀬清子「だましてください言葉やさしく」/茨木のり子「小さな娘が思ったこと」/天野忠「幸福よ急げ」/安西冬衛「澄める町」/野村英夫「鳩時計を」/山村暮鳥「幸福」/ジャック・プレヴェール「唄」(小笠原豊樹訳)/編著訳者略歴


祝婚歌

編著:谷川俊太郎
仕様:文庫判/112ページ
発売⽇:2025年2⽉6日
税込定価:792円(本体720円)
ISBN:978-4-309-42168-1
装丁:名久井直子
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309421681/
出版社:河出書房新社

※本書は、1981年7月に書肆山田から刊行された同名の単行本を、文庫化したものです。

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