「伊東祐親まつり」は、平安時代の末期に伊豆随一の勢力を誇った豪族「伊東祐親」を祀るおまつりで、そのメインイベントの一つとして水上薪能が行われます。
伊東市指定の登録文化財「東海館」(木造三階建の元旅館)を背景に松川の上に作られた、世界で唯一の水上舞台で、野村萬斎さんが狂言を演じます。
伊東祐親の娘、八重姫は、平家の身でありながら、伊豆に流されていた源氏の源頼朝と恋に落ち、子供を身ごもります。しかしそれを知った伊東祐親の逆鱗に触れ、生まれてきた子供は川に沈められたという伝説があります。(子供を逃したという説もあります)
二人が逢瀬を重ねるため日が暮れるのを待ったのが松川の両岸で、子供が沈められたのも松川。そんな数々のドラマを生んだ松川の上に作られた世界唯一の水上舞台で、一年に一度日本屈指の演者たちによる薪能が行われます。
加藤眞悟、古室知也ほかによる能も同時に開催します。
■伊東祐親まつり 第21回「水上薪能」
5月18日(土)午後6時10分から
静岡県伊東市 松川河川上にて
狂言「樋の酒」野村萬斎ほか
能「小袖曽我」加藤眞悟、古室知也ほか
SS席 9,500円(東海館での軽食と演者のお話付き(予定))
S席 6,000円
A席 5,000円
B席 3,500円
B席(学生) 2,000円
鑑賞券予約はホームページ、FAXにて受付開始
URL: http://ito-hozonkai.org/
Fax: 0557-36-7726