クリアに輝くガラスの茶室 国立新美術館

国立新美術館の入場無料エリアに「ガラスの茶室 – 光庵」が期間限定で展示されています。

「ガラスの茶室 – 光庵」は、2011年の第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展にて発表し、2015年には京都の将軍塚青龍殿の大舞台で披露され大きな話題となりました。国立新美術館では「ガラスの茶室 – 光庵」を屋外に設置し、自然光のもとで変化する表情をご覧いただくとともに、パリのオルセー美術館にコレクションされているガラスのベンチ「Water Block」を併せて展示いたします。エネルギーを知覚化する日本の自然観は、茶道の思想にも受け継がれています。光庵は、空間と時間の概念を超え、日本文化の根源を再考する作品です。光をガラスによって表現したこの茶室は、伝統的な掛軸や生け花はなく、降り注ぐ太陽の光により水面のような輝きを生み出し、クリスタルプリズムの彫刻から放たれる光は虹となり「光の花」が現れます。その光の建築は、物質の概念から解き放たれ、詩的な光景を浮かび上がらせます。

引用:特別公開「吉岡徳仁 ガラスの茶室 – 光庵」 http://www.nact.jp/2019/chashitsu/

すべてガラスでできており、透明のため光の反射できらきら輝いています。
近くに行った際は足を運んでみてはいかがでしょうか。

公開期間 2019年4月17日(水)~2021年5月10日(月)
休館日 毎週火曜日(祝日又は振替休日に当たる場合は開館し、翌平日休館)年末年始
公開時間 美術館の開館時間に準ずる
会 場 国立新美術館 正面入口
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
企 画 株式会社吉岡徳仁デザイン事務所
協 賛 NTT都市開発株式会社
観覧料 無料

 

 

コラムニスト GORILAX
大学院卒 学術修士。ふと、湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。

GORILAX
コラムニスト ふと湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。社会学、文化人類学の視点からもアプローチしていきます。