ジムに通って筋トレやエクササイズをしていた人が自宅でのトレーニングに移行していることが一つのブームになっている2020年の春です。新型コロナウィルスの影響で不特定多数との接触が想定されるジムを利用する人が減少したり、ジムそのものが休館し運営を取りやめているところも出てきました。
しかしながら、継続してエクササイズを行いたい人は一定数いるため、筋トレ用品を購入している人が増加しているようです。こうした筋トレ用品購入のブームに感化されて定期的に筋トレをするわけでもないのに購入している人がいるのではないかとも思えます。
そのため軒並みネットショップではダンベルが異例の売り切れ状態になっています。
配達業者さんは大変そうだなと思いますが、ダンベル購入の需要は当分は続いていくのではないか。
ケトルベルって知ってる?
そんな中で特に初心者から中級者におすすめしたいのがダンベルではなく、まずケトルベルでお家での筋トレ習慣が維持できるかどうかを確認してみるということです。
なぜ、ダンベルではなくケトルベルなのかというと、「結局、数万円以上する高いダンベルを購入したけれど、飽きて使用しませんでした。」という結論になってしまうことが非常に多いと感じるからです。
いま流行っているダンベルは重さを変えることができるダンベル「可変式ダンベル」ですが、かなり高額です。2,3万円以上するものが一般的です。そのため費用対効果を考えると果たして「可変式ダンベル」を買うべきなのかというと、買う人を選ぶというのは正直なところです。もう少し価格的に安ければ手が出やすいし、もし要らなくなっても諦めがつくところですが、数万以上の買い物をすべきかどうか悩むところです。
そこでオススメしたいのが可変式のケトルベルです。
可変式ケトルベルは1万円程度で販売されています。
ケトルベルはあまりジムでは設置されていない器具ではあると思います。
何故かというと、ある意味で非常に危険な器具であり、鍛える際にスペースを確保することが重要であること。またエクササイズ中にケトルベルを離してしまい、鏡や人にあって危険だからという理由で設置していないところが多いです。
そもそも、ダンベルがあるので、ケトルベルは必要ないという考えを持っているジムも多いかと思います。
その他にもそもそもケトルベルってどうやって筋トレをすればよいかよくわからないという人も多いかと思います。
そんなときはYou Tubeで「ケトルベル」で検索すればケトルベルを活用した筋トレ方法が紹介されています。
実際にYou Tubeを観ながら鍛えてみると軽い重さでもしっかり鍛えることができます。この単体一つでいろいろできるのも魅力的です。形も可愛らしく、部屋に起きやすいのも良いところです。ダンベルのようにコロコロ転がっていくようなこともないのでよいです。
BODYMAKERチャンネル
https://www.youtube.com/user/bodymaker82
可変式のケトルベルにすると、重さを調節できるので様々なスタイルでの鍛え方ができるので魅力的です。
ダンベルとケトルベルの違い
ダンベルは限定された部位を集中的に鍛えていく器具だと思います。
一方でケトルベルは、限定した部位を鍛えていくこともできますが、身体の大部分を活用して鍛えていくことで全体の総合力を上げるための鍛え方や、インナーマッスルに働きかける鍛え方までできるところが魅力的な点です。
ただ、鍛えているときに遠心力を使うので、その遠心力に耐えられずケトルベルを離してしまうととんでもない被害が発生することが想定されるので注意が必要です。
せっかく買うのであらば、ジムにはなかなか置いていないケトルベルを購入するというのもアリかもしれません。
コラムニスト GORILAX
大学院卒 学術修士。ふと、湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。