アンモライトという宝石がいろいろと凄かった。

ギラギラ感が半端ない

浅草橋でミネラルマルシェが開催されていたので行ってみた。そこでギラギラとカラフルな輝きをしたアンモナイトに出会う。アンモナイトの化石でカナダのアルバータの大地にあり、かなり圧力を与えられたものが唯一このギラギラしたカラフルな化石になるらしい。

アンモライトのかけら。これでアクセサリーを作っても良いと思う。

実はちゃんとした宝石だった

1981年に国際貴金属宝飾連盟(CIBJO)によって宝石名「アンモライト」として正式に認定されたもので、比較的新しい宝石であるといえる。しかし、2030~2040年頃には枯渇する予定とのこと。つまり産出量が限られており、貴重な宝石であるといえる。かけらのものは比較的購入しやすい値段ではあるが、それでも年ごとに高騰はしているようだ。なかでも、しっかりとしたアンモナイトの形をしていて、しかも3色以上の色を持っているもの。なかでも青色を含んでいるととてつもない高額で取引をされているようだ。展示されたものは直径40~50センチぐらいあり、色もすごくきれいだった。これは990万円とのことで驚いた。

宝石に様々な思いを馳せて

このアンモライト、実はカナダの原住民は昔から持っていたらしい。文化人類学的に見てもおそらく貴重なものだったのではないかと思う。現地の人が持っている宝石とそこにある物語を収集した民族誌があれば読んでみたいなと思った。

アンモライトについての詳細はアンモライトミュージアムを参照してみてください。
アンモライトミュージアム https://www.canada-business.co.jp/

GORILAX
コラムニスト ふと湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。社会学、文化人類学の視点からもアプローチしていきます。