1922年に創業し、かつては20館あまりの映画館を持つ東京の大きな映画館チェーンであったが、第二次世界大戦によって入谷金美館、梅田金美館など数劇場を残し、多くの劇場を焼失した。川崎の6館の映画館も焼失。戦後、次々に閉館に追いやられた。金美館の名を残していた最後の場所が日暮里金美館。しかし、1991年10月23日にその幕を閉じた。
そして、現在に至るまでの28年間ここは誰にも使われることはなかった。看板は今でも掲げ続けられているが、それが映画館の名前であったことを知る人は、もうあまりいない。
「かつての街の映画館のように、色んな世界と出逢う場所にしたい」総合芸術制作会社として様々な企業とクリエイティブ事業に取り組む、株式会社デリシャスカンパニーは、この場所を『元映画館』と名付け、映画館ではできない、「元映画館」だからこその空間作りを始動。
「かつて映画館だった場所だからこそしたいこと」「映画館ではしたくてもできなかったこと」そのどちらもを実現できる3つのスペースを作ります。
【元客席】レンタルホール
かつて客席の並んでいたホール、今はどんな使い方も自由です。
活用してくれる方を「支配人」とし、期間や費用などは共に企画していきます。
「銀幕」カフェ/バー
映画館の片隅では、カフェ&バーを営業します。
桟敷(ロフト)下にひっそりと備えられたバーカウンターで、映画を観ながらお酒を嗜む夜を。
フロアでのイベントと併せた使用や、バーカウンターのみを1日マスターとして借りることもできます。
【元映写室】コミュニティラウンジ
28年間眠っていた下町の映画館を『元映画館』として新設するため、クラウドファンディングも実施しています。
元映画館
http://moto-eigakan.com/
クラウドファンディングプロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/moto-eigakan/
株式会社デリシャスカンパニー(https://www.delicious.ooo/)
演出集団として、建築設計をメインに映像・グラフィックデザイン、経営のお悩みを”美術”で解決する総合芸術制作会社です。