ソニーのクラウドファンディングサイト〈First Flight〉発
話題のインナーウェア装着型ウェアラブルサーモデバイス
昨年の夏は、ハンディファンが流行りましたね。カバンからさっと出して、いつでもどこでも風を感じる小さな扇風機。首からかけるタイプや卓上サイズなどいろんなハンディファンが発売されて人気でした。今年の夏のトレンドを飾るのは、なんと”着るエアコン”かもしれません。
ソニーが、2020年7月1日(水)より、家電量販店・雑貨店・ソニーストア・Eコマースサイトにて、インナーウェア装着型ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET（レオンポケット）」の一般発売を開始します。
REON POCKETとは
REON POCKETは、本体を専用インナーウェアの首元にあるポケットに装着し、Bluetooth®接続で連携した専用のスマートフォンアプリ経由で、冷温それぞれ4段階から本体の温度を設定可能な、冷温両対応のインナーウェア装着型ウェアラブルサーモデバイスです。ソニーがモバイル機器の開発を通じて培ってきた、独自の熱設計技術を搭載しています。
人によって暑い・寒いなどの温度の感じ方はさまざまですが、REON POCKETは一人ひとりに合わせた温度に調節できます。また、オートモード、マイモード、クイック起動等の機能を搭載し、屋内外さまざまなシーンにおいて、着るクーラーとして活用できます。
さらに、同時発売するREON POCKET専用インナーウェアは、本体が首元にフィットする設計のため、本体を専用インナーウェアの背面ポケットに装着して使用することで、首元を直接冷やしたり温めたりできます。
■REON POCKET 3つの特長
①個人にあった温度にパーソナライズできる温度調節機能
利用シーンに応じて選べる3つの機能を搭載。「オートモード」は、本体に搭載された複数のセンサーにより、本体内部や冷温部の温度、ユーザーの行動を感知し、温度を自動的に調整します。行動の検出には、ソニーのR&Dセンターが開発した独自のモーションセンシング技術を採用しています。歩行動作をリアルタイムに検出できるため、通勤時の使用などに便利です。
「マイモード」はCOOL/WARMの繰り返しやオフタイマーを設定できるモードです。動作時間の設定が可能で、近所への買い物や自宅など幅広いシーンで使用できます。「クイック起動」は、本体のボタンを押すだけで起動が可能となり、スマートフォンからの操作が不要で手軽に利用できます。
②冷温両対応だから夏も冬も使える
REON POCKETあり・なしで夏の30℃の環境下を想定した実験では、「REON POCKETあり」の方が、本体接触部分の体表面温度がマイナス13℃となることがわかりました。
本製品のために専用設計されたサーモモジュール（ペルチェ素子）に通電することで、急速な冷却・温熱を可能にしています。
③REON POCKET専用インナーウェア
本体の形状に適した設計の専用インナーウェアは、東レインターナショナル株式会社の提供です。吸水速乾性を持つ極細繊維のポリエステル生地を使用することで、柔らかな風合いと快適な着心地の良さを作り出しています。サイズはS・M・Lの3サイズ、カラーはホワイトとベージュの2色展開です。
REON POCKET公式サイト
https://reonpocket.sony.co.jp/
■クラウドファンディング公開1週間で6,600万円を達成
REON POCKETは昨年7月、ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program（ソニー・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム／SSAP）」のオーディションを通過し事業化された案件です。ソニーが運営するクラウドファンディング及びEコマースのためのプラットフォームサイト「First Flight（ファースト・フライト）」で、多くの方の支援により、公開後わずか1週間で、目標額6,600万円を達成しました。「オートモード」のアルゴリズムの改良、「マイモード」の設定時間の追加、「クイック起動」の搭載など改良を重ね、今回、一般発売に至りました。
クラウドファンディング公開時から注目を集め、日経トレンディの「2020年ヒット予測ランキング」では7位にランクインするなど、多くのメディアに取り上げていただきました。
■「REON POCKET」製品ラインナップ
■主な販売店舗
【店頭】
家電量販店、雑貨店、ソニーストア
【Eコマースサイト】
上記各店のオンラインストア
販売店およびサイトについての詳細は、REON POCKET公式WEBサイトをご覧ください。
https://reonpocket.sony.co.jp/