ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戰えというのか。

宝島社 いま、社会に伝えたいメッセージ 
2021年5月11日(火)朝刊掲載

その昔、風刺画というものは社会に対してチクリと一刺しする、国民の声を代弁するような要素を持った絵として物議を醸し出しました。またもや宝島社がやってくれました。コロナ禍からなかなか抜け出せず、3度目の緊急事態宣言が出されたにもかかわらず感染が全国的に広がる現状を、企業広告「このままじゃ、政治に殺される。」と題して表現。2021年5月11日(火)に朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞の朝刊3紙(全国版)に同時掲載しました。新型コロナウイルスの蔓延からすでに1年以上が経過し、市民の努力も限界。科学的な根拠・対策も明確に示されず、度重なる自粛要請を強いられるばかりの事態に警鐘を鳴らす必要を訴えています。

「このままじゃ、政治に殺される。」

【広告意図】
新型コロナウイルスの蔓延から、すでに一年以上。しかし、いまだに出口は見えません。マスク、手洗い、三密を避けるなど、市民の努力にも限界があります。自粛が続き、経済は大きな打撃を受け続けています。厳しい孤独と直面する人も増える一方です。

そして、医療の現場は、危険と隣り合わせの状態が続いています。真面目に対応している一人ひとりが、先の見えない不安で押しつぶされそうになり、疲弊するばかりです。
今の日本の状況は、太平洋戦争末期、幼い女子まで竹槍訓練を強いられた、非科学的な戦術に重なり合うと感じる人も多いのではないでしょうか。
コロナウイルスに対抗するには、科学の力(ワクチンや治療薬)が必要です。そんな怒りの声をあげるべき時が、来ているのではないでしょうか。

【掲載媒体】
5/11(火) 朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞各全国版朝刊(見開き全30段)

【制作スタッフ】
●企画:宝島社+ADK
●コピーライター、クリエイティブディレクター:三井明子(㈱ADKクリエイティブ・ワン)
●アートディレクター:副田高行(副田デザイン制作所)
●デザイナー:綿田美涼(副田デザイン制作所)

今年1月には、「コロナ感染対策」をテーマにした企業広告を掲載しました。

ねちょりんこ、ダメ。
言われなくても、やってます。

【広告意図】
ウィルスの存在におびやかされる毎日。さまざまな、すべきこと、してはいけないことが生まれ、日常ががらりと変化しました。私たち市民はどう振るまえば良いのか。
社会的距離をとることを求められるなか、不用意な「濃厚接触」は避ける必要があることを、“ねちょりんこ”という言葉(造語)と北斎漫画で表現しました。
ひとりひとりの自制心に委ねられた先には、どんな未来があるのでしょうか。感染拡大を防ぐために、ひとりひとりが、いま、どう行動するべきかを考えるきっかけになることを願います。

【制作スタッフ】
●企画:宝島社+ADK
<共通>
●エグゼクティブ・クリエイティブディレクター:能丸裕幸(㈱ADKクリエイティブ・ワン)
●コピーライター、クリエイティブディレクター:三井明子(㈱ADKクリエイティブ・ワン)
●アートディレクター:副田高行(副田デザイン制作所)
●デザイナー:綿田美涼

<ねちょりんこ、ダメ。>
●原画/葛飾北斎『伝神開手北斎漫画』八編(部分)
●画像提供:すみだ北斎美術館/DNPartcom

<言われなくても、やってます。>
●写真:熊谷元一

株式会社宝島社 企業広告
https://tkj.jp/company/ad

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