女優人生64年 吉永小百合がいくつもの試練を乗り越えた作品『いのちの停車場』絶賛全国公開中!

現役医師による傑作医療小説、豪華キャストで映画化!
まほろば診療所―そこは、命を少しだけ輝かせる場所…。

吉永小百合は、日本人なら誰もが知る国宝級の大女優である。76歳という年齢から考察してみると、80代~60代の人たちには絶大な支持を得ていると思われるが、70代後半でありながらも20代の俳優たちの母親役として普通に通用する若々しさと輝きは、ひとつの魔法かもしれない。
2021年5月に公開された吉永小百合主演の最新作『いのちの停車場』は、彼女が切望していた医師役を演じたことも話題となったが、昨年、出演の俳優が大麻取締法違反で逮捕されたことで日本の映画界に激震が走った。あわや公開中止か?出演シーンをカットして再編集か?とも思われたが、「本人に罪はあっても、作品には罪はない」という観点から予定通り進行することになったとのこと。さらに本映画のプロデューサーであり、吉永が最も信頼し、本映画のプロデューサーでもある岡田裕介が公開前に亡くなった。コロナ禍での撮影、共演者の逮捕、制作総指揮を務めるプロデューサーの急逝…『いのちの停車場』は多くの難問の中で完成した作品であり、吉永にとっても初めて経験した試練であったと語っている。そしてさらなる試練がこの作品を襲った。それは「緊急事態宣言」である。これにより、都心の映画館が休業となり、完成会見で涙ながらに映画公開を訴える彼女の姿がさまざまなメディアで拡散された。

64年のキャリアを誇る大女優の涙には、どれほどの悲しみと葛藤があふれていたのだろう。

誰もが予想だにしなかった未知のウイルスに、世界が翻弄されている昨今。
「生と死」について考える機会が増えたことは否めない。
作品の舞台は金沢の小さな診療所。そこに“いのち”に優しく寄り添う医師と、避けることのできない死を迎える患者とその家族が、それぞれの立場から病と向き合い、葛藤し、成長してゆく。
原作は現役医師・南杏子の同名小説で、医師だからこそ描写できる医療現場の臨場感、安楽死といったテーマに深く切り込み、2020年5月発売と同時に大きな反響を呼んだ。

主人公咲和子を演じるのは、国民的女優・吉永小百合。映画出演122本目にして、初の医師役に挑戦した。「まほろば診療所」のスタッフには、吉永小百合との初共演を果たす松坂桃李と広瀬すず、そして、西田敏行が熱演。
かけがえのない人がいる、全ての方へ――“いのち”に正面から向き合い、生きる力を照らし出す、心を揺さぶる感動の物語が2021年誕生した。

■ストーリー
東京の救命救急センターで働いていた咲和子は、ある事件をきっかけに、故郷の金沢で「まほろば診療所」の在宅医師として再出発をする。様々な事情から在宅医療を選んだ患者と出会い、戸惑いながらも、まほろばのメンバーと共にいのちの一瞬の輝きに寄り添っていく。その時、最愛の父が倒れてしまい…。

『いのちの停車場』

キャスト:
吉永小百合
松坂桃李 広瀬すず
南野陽子 柳葉敏郎 小池栄子 みなみらんぼう 泉谷しげる
石田ゆり子 田中 泯 西田敏行
監督:成島出 
脚本:平松恵美子 
原作:南杏子「いのちの停車場」(幻冬舎文庫)
後援:日本医師会 日本在宅ケアアライアンス 観光庁 
推薦:日本在宅医療連合学会 全国在宅療養支援医協会
(C)2021「いのちの停車場」製作委員会

■公開日
2021年5月21日
■公開情報
全国ロードショー
■公式サイト
teisha-ba.jp

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