しんどくて、くだらない、大嘘博物館 カプセルトイ2億年の歴史展 – 渋谷Parco

びっくりするほど面白くなかった。「これが面白いと思うんだろ」という押し付けがましい企画展。展示されているものはすべて嘘のもの。嘘のものであるが、本物っぽく見せようとしているが本物ではない。長々とした大嘘の説明文を延々と読む必要があり、かなりしんどい。展示物の説明がすべて嘘であるということが既にわかっているので、読むのがめんどくさいし、これを読んでもなんの意味もないという虚しさがしんどさを助長させる。そもそも文章が面白くない。狙いすぎていて完全に外している感がある。展示の途中でガチャガチャを10回まわすことができる。これがしんどい。しかも後半は5台のガチャガチャが一箇所に設置されていて混んでいた。ガチャガチャは5回ぐらいすれば満足できる。10回もやると体力的にしんどい。しかも出てくるものは紙切れとかゴミのようなものでくだらない。

長々と書いてある説明文はもちろんすべて嘘である。

嘘の作り物で現実ではないもので「現実社会を表象する」ということを目指しているのだろうなとおもったが、底の浅い内容で見ていてはずかしくなるようなものだった。

大嘘博物館 カプセルトイ2億年の歴史展https://shibuya.parco.jp/event/detail/?id=4536

GORILAX
コラムニスト ふと湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。社会学、文化人類学の視点からもアプローチしていきます。