日本人のアイデンティティ「畳」を守るために
「畳」は日本固有の文化。発祥は平安時代といわれています。
原材料は「いぐさ」や「わら」といった身近にあるものを使い、日本の蒸し暑い夏にはサラッと涼しく、乾燥する冬には湿度を保ちながら暖かく過ごせる、先人の知恵が凝縮された機能的な敷物です。
さらに畳は「機能的な敷物」という側面だけではなく、畳の目から数えてお点前をする茶道や、畳の枚数で部屋の広さを定めている日本建築など、日本人のモノの考え方の基準にも繋がるのが畳。茶道、華道、柔道といった”道”のつく日本の文化には畳が使われているのはそういう理由があるからかもしれません。
ところが、畳の原材料「いぐさ」を栽培する国内生産者は激減しています。最盛期には2万件ほどあったといわれるいぐさ農家が、今では400件ほどまでに減少。今後さらに減少が予想されています。
『inoca』はそんな畳の現状を少しでも多くの人々に知ってもらい、「いぐさ」の持つ効能・効果を、現代の暮らしにより馴染むかたちで提供することを目指しているブランドです。
畳は、1枚で空気中の水分約500mlを吸収します。そして部屋が乾燥してくると蓄えた水分を放湿してくれます。また、二酸化窒素ガスなどの有害物質を除去するとされています。さらに天然いぐさの香りは森林浴のような癒しの効果があり、エアコンと空気清浄機とアロマディフューザーの機能を一度に持った天然由来の敷物のようなものです。夏のジメジメした季節にいぐさの雪駄は最適な履物なのです。
さらに「インターナショナル・ギフト・ショー京都2019 春」に出店した際は、オープンと同時に入場制限がかかるほど会場は大盛況となり、inocaブースは多くの有名店バイヤーたちに取り囲まれました。結果、来場者投票で決定する「おみやげコンテスト」では最優秀グランプリ受賞しました。
男性用はあえてスタンダードな楕円のカタチに、女性用は4.5cmヒールのEVA厚底でスタイルアップと軽量化を実現。どちらも奇をてらうことのないオーソドックスなデザインに仕上がっています。
雪駄
MEN ¥12,800
WOMEN ¥11,800
OVERSEAS ¥14,800
鼻緒/ペルトップ(表)×起毛スウェード(裏)
天板/伊州産い草
底/(男性用・海外用)合皮
(女性用)EVA厚底ヒール高:約4.5cm
カードケース
雪駄と同じ色展開の「カードケース」。交通系電子マネーカードなども、中に入れたまま使えます。
¥5,800(税別)
縁/ビロード
くるみボタン/起毛スウェード、メタル合金
紐/牛革
【ロフト展開店舗】
渋谷ロフト、銀座ロフト、池袋ロフト、吉祥寺ロフト、横浜ロフト、千葉ロフト、札幌ロフト、仙台ロフト、梅田ロフト、神戸ロフト、京都ロフト、天神ロフト
※展開時期、展開商品は店舗によって異なります。
※各店舗の営業時間は、ロフトHPをご確認下さい。https://www.loft.co.jp/
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