楽天ゴールドカード改定によりSPUポイントが4倍から2倍へ

悲しいお知らせです。
2021年4月1日より楽天ゴールドカードのポイントサービスが+4倍から+2倍に引き下げられると発表がありました。

楽天市場では常時開催をしているSPU(スーパーポイントアッププログラム)としてポイントを受け取れるサービスがありますがその一部のポイント倍率が変更になります。

2021年3月までは+4倍(100円=>4P)で月間の獲得上限が5,000Pです。
同年4月1日からは+2倍(100円=>2P)で上限は変わらず5,000Pです。

楽天ゴールドカードの魅力は2,200円という破格な年会費に対してポイント倍率も4倍という強みのあるカードでしたが多くの人が楽天カードへのグレードダウンを検討せざるをえない状況となりました。

サービスの改定に伴って楽天では年会費の返金対応も行なっています。3月31日23:59までの期間中に楽天e-NAVIから手続きを受け付けているようです。

楽天カードと楽天ゴールドカードの比較

4月1日からポイント倍率以外に何が変わるのか。
年会費2,200円の楽天ゴールドカードと無料の楽天カードで差別化を行うために追加されたサービスもあります。

お誕生月サービス(今回追加):お誕生月に楽天市場・楽天ブックス利用でポイント+1倍、上限2,000ポイント
国内空港ラウンジ:国内空港ラウンジ年間2回無料(一部の海外空港ラウンジ含む)

楽天ゴールドカード サービス改定のご案内

違いは主に2点、今回追加されたお誕生月サービスと国内空港ラウンジの2回無料です。
この違いに2,200円の価値が見出せない場合には楽天カードへダウングレードしましょう。
(その他の違いとして、楽天カードはAmerican Expressが選べるようです)

楽天カードの方がお得な気がします…

楽天カードと楽天プレミアムカードの損益分岐点

楽天ゴールドカードは倍率が下がりますが楽天プレミアムカードは変わらず+4倍です。
楽天プレミアムカードになると年会費が11,000円で一般的なゴールドカードの価格帯です。

楽天カードと比較した際に楽天プレミアムカードにしても元が取れる損益分岐点は55万円です。
55万円で楽天カードは11,000ポイント、楽天プレミアムカードは22,000ポイントとなるため年会費を差し引くと同額です。

月額にして4.58…万円以上を使用する場合には楽天プレミアムカードの方がお得ということになります。

今後はメインカードをどうするか問題

楽天ゴールドカードの改悪もそうですがVISA LINE Pay カードも3月末でポイント3%が終了します。VISA LINE Payカードはマイランク制度があるためキャンペーン終了後も使用頻度により還元率は維持できますがクーポン割引率の改悪が目立ちます。

今回の原因は楽天モバイルの赤字による影響ではないかと思います。楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ(旧フリル)」でも1月13日から販売手数料が3.5%から6%へ改定され出品者の負担が大きくなりました。今後も楽天のサービスでは還元率低下や手数料改定がありそうな予感です。
日本経済新聞:楽天の1~9月期、赤字拡大714億円 携帯基地局整備重く

私は楽天ゴールドカードについてはグレードを下げる方向で考えています。
4月以降に新しい還元率の良いカードやサービスが登場すれば良いですが。

引用元:https://www.rakuten-card.co.jp/info/news/20210114/