原宿に住むとどうなるのか。

東京都内のどこに住めばいいか

東京都内に住んでいる人はたくさんいる。
23区内に住んでいる人もたくさんいる。

多くの人が東京に住んでいるけれども、住む場所はそれぞれの条件で決めていると思う。
それは、駅から近いとか、職場から近いからとか、安いスーパーから近いとか。
家賃は安いほうがいい。
部屋のスペックは高いほうがいい。
治安の良い所のほうがいい。

様々な要件を加味して選ぶと山手線よりも外側のエリアが自分に合った住む場所であるという考えになってしまうことが多い。「無難なエリア」と言えるわけだ。

「無難なエリア」はたしかに住みやすいのではないかと思う。
しかし、あえて言うなら、東京都内の「無難なエリア」である都心から離れた場所は地方都市に住むのと変わらない。もしかすると、地方都市の中心部に住んだほうが、都市っぽい生活ができるのかもしれない。

東京の周縁部は殺風景な町並みで、チェーン店が軒を連ねテレビドラマに出てくるような「東京」ではない。結構普通の住宅地であったりする。

「なんとなく」、「しかたなく」東京に住んでいる人とっては、そうした普通の住宅地に住むということで良いのではないかと思う。

しかし、「生活」や「働く」ということにおいて「場所の価値」や「場所の機会」を重要視しているのならば、「無難なエリア」に住むことは必ずしも最適解ではないと思う。

私はその「場所の価値」や「場所の機会」を活かした場所に住みたいと思う。
ある程度の我慢をしても都市の中心部で生活をしてみたいと思った。
そもそも、そうした場所で生活した場合どのようなことが起こるのかあまり良くわからない。

都市の中心部であるから、とても便利であることは間違いない。
なのに中心部に人が住もうとしないのは家賃的な問題があるからだろうか。
それとも、「都市の中心部」には住むべきではないという暗黙の了解、根拠のない意見があるからなのではないだろうか。

住む場所は「原宿」に決めた。

新宿や渋谷も候補にあったが原宿に決めたのは以下理由がある。

・お風呂付きのジムがあること。できればゴールドジム
・新宿と渋谷の間にあるので両方にアクセスしやすい
・ケヤキ並木の落ち着いた雰囲気が好き
・くねくね曲がった街並みが好き
・代々木公園、明治神宮があり自然もある。
・おしゃれなお店が多くあり、ネットではなかなか手に入れることができないリアルな情報を最速で手に入れることができる。

場所は決まった。あとは住むだけ。
原宿での生活実験がはじまる。

GORILAX
コラムニスト ふと湧きだす好奇心から、いろんなセカイを巡るのが好き。実際に現地に足を運んで、海外のイベントや食、文化についてのコラムを執筆したり、国内の「面白いもの」について紹介していきます。社会学、文化人類学の視点からもアプローチしていきます。