1万平米・高さ11メートルの大空間に、身体ごと没入する。2022年開館
チームラボマスレス 北京は、雲のような白い塊が空間に浮かぶ作品《質量のない雲、彫刻と生命の間》をはじめ、40点以上のチームラボの作品群で構成されます。巨大な白い塊である彫刻は、質量の概念を超越し、地面に沈むこともなく、天井まで上がりきることもなく、空間の中ほどを漂います。浮遊する彫刻は、空間と身体との境界が曖昧で、来場者は物理的に中に入ることができます。彫刻は、来場者によって壊されると、生命と同じように自ら修復していきます。しかし、生命がそうであるように、塊は、自ら修復できる範囲を超えて破壊された時、修復が追いつかず崩れていきます。
その他の主な作品には、400台ものレーザーを用いた、光の平面の集合体で立体物を構築する作品シリーズ《Light Sculpture – Plane》、無数の光の球体群と闇の球体群によって構成された、初めて公開される作品《質量のない太陽と闇の球体群》、チームラボが開発した、高低差のある立体的な「ふわふわな地形」の上を歩く《ふわふわな地形のつぶつぶの地層》、強い身体性を模索する創造的運動空間「運動の森」、共同的な創造性(共創)をコンセプトにした教育的なプロジェクト「未来の遊園地」などが含まれます。
チームラボマスレスと同フロアには、中国現代美術を代表する機関ユーレンス現代美術センター(UCCA Center for Contemporary Ary)による新たなギャラリー「U2 by UCCA」(通称:U2)もオープンします。U2のオープニングを飾るのは、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の企画展「Alice: Curiouser and Curiouser」。あらゆる世代に愛されてきた「不思議の国のアリス」の起源から世界的現象となるまで、157年にわたるその進化を描き出します。
2007年に北京に設立されたユーレンス現代美術センターは、中国の現代美術をグローバルな地位に導くことを目指す、北京の文化的ランドマーク。U2は「高質なアートコンテンツによって人・空間・新しい生き方をつなぎ、境界を越えたポップカルチャーを提示し、今ここにしかない体験を生み出す」ことで、新たな世代の美術館を作るユーレンス現代美術センターの試みを、積極的に展開していきます。
アート集団チームラボの大規模な没入型アート空間「teamLab Massless Beijing」(チームラボマスレス 北京)が、北京に2022年に開館します。
デジタルは人間の表現や体験を物質から解放する、という考えのもと、本展においてチームラボは、物理的な境界面を持たない作品群を制作、圧倒的な没入感が特徴的な大空間を創り出します。
北京ジョイシティの最上階に常設される本展は、床面積10,000㎡、天井高約11メートルのスケール感を活かし、身体ごと作品に没入する体験を通して、身体性と、境界のない連続性を模索します。
お絵かきファクトリー
自分が描いた絵をグッズにし、思い出として持ち帰ることができます。《グラフィティネイチャー》や《スケッチオーシャン》の作品内で描いた絵は、作品空間で動くだけでなく、お絵かきファクトリーで缶バッジ、タオル、Tシャツ等のグッズにすることができます。
お絵かきファクトリー内にある注文端末にて、自分や家族が描いた絵を選ぶと、グッズのデザインが現れます。グッズの種類・個数・デザインを選ぶだけで、その場で制作が完了し、世界に二つとない自分だけのオリジナルグッズを持ち帰ることができます。
teamLab Massless Beijing
http://massless.teamlab.art/beijing/jp/
#teamLabMassless
開館: 2022
場所: Chaoyang Joy City (Chaoyang North Road No.101, Chaoyang District, Beijing)
チームラボ: https://www.teamlab.art/jp/
Instagram: https://instagram.com/teamlab/
Facebook: https://www.facebook.com/teamLab.inc
Twitter: https://twitter.com/teamLab_news
YouTube: https://www.youtube.com/c/teamLabART