いつまでも変わらない美味しさとイケメン 「ただいまお茶づけ中」篇のCMがリバイバル放映中

永谷園「お茶づけ海苔」1997年に話題となったあのCMが令和に復活

電話のベルが鳴る中、一心不乱にお茶づけを食べ続けるイケメン。当時イケメンという言葉があったかどうかは疑問ですが、「あの男性はいったい誰なのか?」「どうやら永谷園の社員らしい…」など、様々な憶測が飛び交うほど放映当初から大きな話題となりました。

このCMに抜擢されたのは、タレントの代役としてデモンストレーションに出演していた広告代理店勤務の松村雅史さん。演技経験のない、いわば“素人”だった彼の“食べっぷりのよさ”が当時の社長・永谷栄一郎(現 永谷園HD会長)の目に留まり、そのままCMへの出演が決定したというお話。社長のひらめきが功を奏して、一躍松村さんは時の人となり、その後「あさげ」「チャーハンの素」のCMにも出演しました。

永谷園の看板商品「お茶づけ海苔」が今年で発売70周年を迎えたことを記念し、1997年に放映され爆発的に話題となったこの「ただいまお茶づけ中」篇のCMが、リバイバル放映中。

それまでの弊社CMのイメージをガラッと変えるほど、お茶の間に強烈なインパクトを与えた本CMを当時のまま放映することで、令和になった今だからこそ感じられる懐かしさや目新しさなど、“お茶づけの魅力”を改めて感じることができます。そして再び「あのイケメンは誰だ?」となるわけです。

『お茶づけ海苔』誕生秘話

「お茶づけ海苔」は、「おいしいお茶づけを、家庭で手軽に楽しめたら」という思いから、1952年に発売しました。当社の前身であるお茶屋で数多くのアイディア商品を生み出してきた弊社創業者である永谷嘉男(よしお)と父・武蔵(たけぞう)の共同作業によって生み出された商品で、抹茶・塩・砂糖などの調味料、あられ、海苔だけでシンプルに作られています。

発売当時から現在までほとんど変わらぬ味で、長きにわたりご愛顧いただき、今年で発売70周年を迎えました。発売当初は「江戸風味 お茶づけ海苔」でしたが、1956年の商標登録に伴い、「永谷園の お茶づけ海苔」に変更しました。以来、大きなリニューアルはなく、現在に至ります。「お茶づけ海苔」の、漢字やひら仮名のバランスにもこだわったパッケージで、デザインはお茶づけから連想した“江戸の情緒”をイメージし、歌舞伎の定式幕になぞらえた「黄・赤・黒・緑」の縞模様となっています。

https://www.nagatanien.co.jp/brand/ochaduke/ochaduke70th.html

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