宮本亞門演出の新作ミュージカル 「カラテ・キッド」のワールドプレミア公演が決定!

ブロードウェイのトライアウト公演として 2022 年春に米国セントルイスにて

木下グループとゴージャス・エンタ ーテイメント(本社:米国ニューヨーク)が、共同製作中の新作ミュージカル「カラテ・キッド」(英 題:The Karate Kid – The Musical)を 2022 年春に米国セントルイスにてワールドプレミア公演を決定しました。
ブロードウェイのトライアウト公演として、ミズーリ州セントルイス郊外のカークウッド・パフォーミング・アーツ・セン ターで展開される「ステージズ・セントルイス(STAGES St. Louis)」の 2021-2022 シーズン作品の 1 つとなります。2021年9 月からニューヨークでワークショップが開催され、来春に向けて鋭意製作進行中です。

ミュージカル「カラテ・キッド」は、1984 年コロンビア・ピクチャーズ製作の大ヒット映画『ベスト・キッド』のオリジナル映画版を執筆したロバート・マーク・ケーメンが脚本、新鋭のドリュー・ガスパリーニが作詞・作曲を担当。演出は 2004 年に「太平洋序曲」で東洋人初のブロードウェイ・演出家デビューを果たした宮本亞門が手がけます。
振付はダン ス界の第一線で活躍するケオネ&マリ・マドリッド。その他クリエイティブチームには、日本から前田文子が衣裳デザインを担当するほか、トニー賞受賞デザイナー陣、デレック・マクレーンがセットデザイン、ブラッドリー・キングが照明デザイン、そして日系アメ リカ人の原田海が音響デザインを担当するなど、ブロードウェイの精鋭クリエイティブチームが集結。セントルイス公演後はブロードウェイ入りを目指します。
世界中で 30 年以上にわたり愛され続ける人気映画シリーズであり、最近では Netflix 等でオリジナル映画版の 34 年 後を描いた「コブラ会」シリーズが 2018 年より配信されていることで、本ミュージカル「カラテ・キッド」は米国で幅広い世代から注目を集めています。

セントルイス公演詳細

ミュージカル「カラテ・キッド」(英題:The Karate Kid – The Musical )
■日程:2022 年 5 月 25 日~7 月 3 日(予定)
■劇場:カークウッド・パフォーミング・アーツ・センター(Kirkwood Performing Arts Center)メイン劇場
■シアター・カンパニー:「ステージズ・セント・ルイス(STAGES St. Louis)」はエグゼクティブ・ディレクター、ジャック・レーン (Jack Lane)のもと、35 周年を迎えるシアター・カンパニーで、本 2021-2022 年シーズンは、新しいパフォーミング・アー ツ・センターに拠点を移した後の初めてのシーズンになります。

クリエイティブ・チーム

脚本:ロバート・マーク・ケーメン(Robert Mark Kamen)
作詞/作曲:ドリュー・ガスパリーニ(Drew Gasparini)
演出:宮本亞門(Amon Miyamoto)
振付:ケオネ&マリ・マドリッド(Keone & Mari Madrid)
セットデザイン:デレック・マクレーン(Derek McLane)
衣裳デザイン:前田文子(Ayako Maeda)
照明デザイン:ブラッドリー・キング(Bradley King)
音響デザイン:原田海(Kai Harada)
オーケストレーション:ジョン・クランシー(John Clancy)
音楽監督:アンドリュー・レスニック(Andrew Resnick)
製作:木下直哉(木下グループ)、吉井久美子(ゴージャス・エンターテイメント)、マイケル・ウォーク (Michael Wolk/Wolk Transfer)

宮本亞門プロフィール

演出家 2004年、東洋人初の演出家としてニューヨークのオン・ブロードウェイにて ミュージカル「太平洋序曲」を手がけ、同作はトニー賞の4部門でノミネートされる。 ミュージカルのみならず、ストレートプレイ、オペラ、歌舞伎等、ジャンルを越える演出 家として、活動の場を国内外へ広げている。近年の作品として、2020年10月、 黒澤明監督の映画「生きる」をミュージカル化し再演、12月映画『チョコレートドー ナツ』の舞台化の世界初演を演出。21年9月、オーストリアで話題となったオペラ 「魔笛」の再演を予定している。20年にはコロナ禍で立ち上げた「上を向いて歩こう」 を歌や踊りでつなぐプロジェクトの動画で話題を呼んだ。著書「上を向いて生きる」 (幻冬舎)。

■コメント
『オン・ブロードウェイに再度、挑戦します! アジア人演出家初めてのオン・ブロードウェイ演出から来年で18年。アメリカの 地方にある劇場からスタートし、オリジナルミュージカル「カラテ・キッド」で米・ニューヨークの最高峰を目指します。日本では『ベ スト・キッド』で親しまれた80年代の映画のミュージカル化ですが、映画のミュージカル化は失敗作も多く、それだけに舞台版 は映画とは違う現代の視点が必要です。

我々は人類は今、あっという間にコロナ禍を経験して、不安の代償として、分断を高め、攻撃や殺戮を繰りかえしています。 そんな今だからこそ、私たちはこの舞台化で、未来を作っていく多くの人々向けて、カラテ本来の「カラテに先手なし」の精神を 広げたいのです。カラテは、技を先に仕掛ける事を戒めているのではなく、争い事自体を戒めているのです。内に秘めたる力 と、謙譲の心、和の精神をもって人に接すれば争い事など起こらない事を説いているのです。ですから舞台化も、主人公ミヤ ギの沖縄の精神も入れこみ、武器を持たず、血も流さないカラテの精神を基盤とし、大切な人を守り、目的を持って自立し て生きることの精神を描きます。 また、この作品に係るスタッフ・キャスト一人一人も、未来を信じ、劇場に来ていただける観客の心に希望の火を灯そうと本 気で取り組んでいます。台本は映画の原作者でもあるロバート・ケーメン氏とは、彼の経験でもあるこのストーリーを今一度 紐解きながら、現代人にどう伝わるかを模索しています。またドリュー・ガスパリーニ氏の音楽は、親しみやすく、またミヤギの世 界を崇高に壮大で、カラフルに、また心にも触れる歌と、美しいラブストーリーを導きます。そして振付は、キオネ&マリらにお願 いして、カラテとダンス、コンテンポラリーと伝統をミックスした新たなスタイルを創りだしてもらいます。
精神性と鍛錬で、本当の強さを身につけた少年が、自分自身を変え、周りを変えていく、世界初カラテアクション・ミュージカ ルコメディ「カラテ・キッド」は、必ずや、国を越えて、多くの人に共感が広がり、分断とは反対の、認め合う共鳴の世界を広げ るでしょう。 4年前から、ワークショップを重ねて創り上げてきた今作は、2022年にはセントルイスで、その後ニューヨークで上演予定で す。どうか、皆さん、この新たな挑戦を見守ってください、応援よろしくお願いいたします。』

ミュージカル「カラテ・キッド」公式Webサイト
TheKarateKidTheMusical.com
※8月25日(水)中にティザーサイト公開予定

ゴージャス・エンターテイメント(Gorgeous Entertainment) 1997年設立。ニューヨークを基盤に、ステージ、スペシ ャル・イベント分野でのプロデュース活動の傍ら、ブロードウェイ・ミュージカル作品およびエンターテイメント業界への出資事 業、日本へのミュージカル招聘・ライセンス仲介を行っている。
www.gorgeousentertainment.com
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