原案はレイカとカンゲン。見守った人に、いちかわえびぞう。
家族とともにつくった一冊に コロナ禍を経て、伝えたかったメッセージとは
2020年、コロナ禍で直面したステイホーム期間を経て、市川海老蔵が絵本を作りたいと企画したのは昨年の秋。以降、子どもたちのさまざまな案をふくらませながら、丁寧に物語を紡ぎ続けること約1年。
この度、市川海老蔵がはじめて絵本を発表することになりました。
物語は、パソコンに向かう男性の姿からはじまる……。
疲れきったある夜。画面に浮き上がるのは「あそびますか?」の文字。
クリックするとあっという間に宇宙に投げ出され、その姿は子どもの「僕」になっていた。ふわふわ浮かんでいると次第に灯篭がたくさん光っているのが見えて……。
家族の在り方、仕事との向き合い方、そして自分を見つめること。日々を過ごす中、わたしたちが忘れがちな、本当に大切なものとは……?
ご家庭で、親子で読みたくなる一冊です。
あなたの日常に、小さな変化が起きるかもしれません。
市川海老蔵からのメッセージ
絵本作りは一年少し前から始まりました、
そして今回本当に絵本になる、すごい事です。
関わってくださった多くの方々に感謝です。
大切なものはなにか、そこに触れています。
ご興味があれば読んでみてください。
『すぐそばにある。 ~働きすぎのパパのおはなし~』
◆あらすじ
本当に大切なものは、すぐ目の前にあった。
昨年のコロナ禍で直面したステイホーム期間。働き方、生き方、家族のあり方など、さまざまな価値観が大きく変わった今だからこそ伝えたいこと。
十一代目 市川海老蔵の思いが詰まったメッセージ絵本。
すぐそばにある。 ~働きすぎのパパのおはなし~
原案: レイカとカンゲン
文・見守った人 : いちかわえびぞう
絵:マリマリマーチ
発売:2021年12月1日(水)※電子書籍同日配信予定
定価:本体1,800円+税(税込1,980円)
体裁:B5変型判 上製 単行本
頁数:56頁
ISBN:9784041112861
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322012000845/
市川海老蔵(いちかわえびぞう)
歌舞伎俳優。十一代目 市川海老蔵。十二世市川團十郎の長男として生まれる。1983年歌舞伎座『源氏物語』の“春宮”で初お目見得。1985年歌舞伎座『外郎売』の“貴甘坊”を勤め七代目市川新之助を名乗り初舞台。
2004年歌舞伎座にて市川海老蔵を襲名。
日本の伝統芸能を次世代に伝えるべく、自主公演にも力を入れている。また国外では、パリ国立シャイヨー宮劇場にて十一代目市川海老蔵襲名披露公演を果たし、近年ではシンガポール、アラブ首長国連邦, ニューヨーク・カーネギーホールにて出演する。2007年にローレンス・オリビエ賞にノミネート、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。
マリマリマーチ(まりまりまーち)
イラストレーター。 立教大学文学部日本文学科、武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。絵本作品に『ジャミちゃん』(シロクマ社)、 『かっぱちゃんとこおにちゃんとおばけちゃん』(教育画劇)、など。日本児童出版美術家連盟会員。