濱口竜介監督作品「ドライブ・マイ・カー」 第94回アカデミー賞® 4部門にノミネート

作品賞、脚色賞ノミネートは日本映画史上初
妻との記憶が刻まれた車。孤独な二人が辿りつく場所――。

俳優であり演出家の家福は、愛する妻と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。
2年後、演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさきと出会う。行き場のない喪失を抱えて生きる家福は、みさきと過ごすなかであることに気づかされていく――。
原作は、村上春樹による珠玉の同名短編小説。この作品に惚れ込み映画化を熱望、自ら脚本も手掛けるのは、いま世界が最も熱い注目を寄せる気鋭・濱口竜介監督。カンヌ映画祭コンペティション部門に選出『寝ても覚めても』、ベルリン映画祭で銀熊賞受賞を果たした短編集『偶然と想像』、脚本を手掛けた『スパイの妻』がヴェネチア映画祭銀獅子賞に輝くなど、国際的な舞台でその名を轟かせてきた。

主演を務めるのは日本映画界に欠かせない名優、西島秀俊。みさきを三浦透子が演じるほか、岡田将生、霧島れいか、と実力派俳優陣が集結した。
「ドライブ・マイ・カー」が、海外で高い評価を集め、国内外の数々の映画賞に輝いている。国際的にも小説家として人気を誇る村上春樹作の短編小説を映画化し、濱口竜介がメガホンをとった。これまでカンヌ国際映画祭で脚本賞、ゴールデングローブ賞で外国語映画賞などを受賞、そしてついに2月8日、第94回アカデミー賞®作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門にノミネートされた。

アカデミー賞®の中でも最も重要な部門と位置付けられる作品賞、そして小説などの原作をベースにした脚本を評価する脚色賞へのノミネートは日本映画史上初。本作品が作品賞を受賞すればアジアの中でも、大きな話題を呼んだ韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)に次ぐ史上2番目の快挙となる。これまでに70以上の賞を受賞してきた「ドライブ・マイ・カー」。逆輸入のようなカタチで、日本でも次々と映画館でリバイバル上映されている。全第94回アカデミー賞®授賞式は、3月27日(現地時間)を予定。「ドライブ・マイ・カー」が栄冠を手にすることができるのか?!楽しみにしたい。

2月18日(金)より、TSUTAYAにてDVDの先行レンタル開始。

『ドライブ・マイ・カー』
https://dmc.bitters.co.jp/
受賞歴一覧
https://note.com/bittersend/n/n27e0fe0c6034
Smooth Life Magazine
こんにちは スムースライフマガジンです 音楽、映画、Newアイテム、旅行やグルメ情報などなど、人生を豊かにするニュースを厳選して集めて みなさんにお届けします